月惑星研究会例会通信 No.127

■ 日時:2008年6月1日(日曜) 13時−17時

■ 場所:川崎市多摩市民館(向ヶ丘遊園) 第4会議室

■ 出席者(計17名)

鈴木達彦、鈴木光枝、三品利郎、斉藤翔太、山口央司、成田広、小山田博之、橋本岳麿、米山誠一、斉藤昭、田部一志、山田真裕、中村裕太、楠木弘、堀川邦昭、唐沢英行、 瀧本郁夫(Special Guest)

■ 内 容

1 自己紹介

 
鈴木(達)
温泉三昧。趣味が老人化している。  
鈴木(光)
月惑の総資産が1万円をきった。ご寄付をお願いするかも知れない。  
三 品
土日の天候が良くない。昨晩は一瞬晴れたが、観測にまでは至らず。  
斉 藤(翔)
明治大学天文部惑星班長。斉藤昭氏長男。  
山 口
明治大学天文部惑星班。班長の座を虎視眈々と狙っている。  
成 田
望遠鏡の微動が両軸ともに不調。メーカーに問い合わせるも原因不明、粗動とクランプは効くので、とりあえず観測はできる。  
小山田
8月は中国奥地へ日食観測に行く。次回例会では報告できる。  
橋 本
流星物理セミナーから視察。  
米 山
木星5晩、土星3晩観測した。5月28日は条件が良かった。スカイセンサーのコネクターの故障して修理中。  
斉 藤
木星はWebで観測している。斉藤翔太氏の父。  
山 田
土日の度にレンタカーを借りC8を積んで晴れ間を求めて徘徊しているが、なかなか天候に恵まれない。  
中 村
東海大TUD惑星班長。  
楠 木
TUDのOB。半導体関係の仕事をしている。  
堀 川
天気が悪いがスケッチ33枚!。赤道儀(MDの故障のため撮像は出来ないので、手動によるスケッチのみ。)  
唐 沢
新規購入したミード30cmがドーム(2.5m)に同居しているので狭くなった。  
瀧 本
仕事で上京したので出席。午前中に横須賀の白瀬を見てきた。  
(平林氏は体調不良のため、石橋氏は所用のため、佐藤(毅)氏は学会のため、鈴木(ブ)氏は御母堂様ご病気のため各欠席の連絡あり。)

2 木星面近況(堀川)

トピックス1 リング状暗斑

 リング状暗斑と大赤斑の相互作用について次のような予測が立てられている。結果は6 月後半から7月上旬にかけて分かるでしょう。
 1 消滅
 2 通過
 3 大赤斑のまわりを回る
 4 停滞(停止)
 5 通過して大赤斑前方にストリーク発生
 6 BAと合体
が考えられています。5の人気が高いようです。田部は個人的には大暗塊(巨大ストリー ク)が大赤斑前方に出現するのではないかと密かに期待しています。

その他の状況

・ BAは赤味を失っている。この傾向は2007年8月頃から始まっている。
・ EZは明るくのっぺりしている。EBも見られないし、festoonもほとんどない。
・ NEBnの白斑のmarge(合体)が報告されている。しかしながら、合体ではないという説もある。
・ NTBは太く2条に分離している。
・ SEBのmid-Outbreakが2回発生している。

3 Phoenixの活躍について(三品)

 火星の高緯度に着陸した探査機フェニックスについてのホットな話題。

4 主鏡押さえの改良(米山)

 

5 オリオン座流星群について(橋本)

 

6 50周年と来年の木星会議について(田部)

 1959年9月5日に第1回例会を行った月惑星研究会は来年50周年を迎えます。これまで30周年、40周年に記念パーティーを行いましたが、来年は木星会議と合同で開催することとなりました。日時としては、9月5日-6日(土日)に発祥の地である渋谷近辺で行いたいと思います。何をやるかについて出された案は、次の通りです。
  1 月惑星研究会50年の歴史について講演(平林会長)
  2 各時代の月惑星研究会について
  3 記念講演?
  4 写真集(CD)出版
  5 記念碑の建立

7 次回例会(決定事項)

 2008年8月3日(日曜) 多摩市民館4階第4会議室。

 議題:木星面近況、研究発表、木星会議(仙台)、月惑50周年、その他

集合写真

集合写真:瀧本さん撮影
これまであまり記念写真を撮ったことはありませんでしたが、瀧本さんのカメラで撮りました。


8 懇親会

 ほぼ全員出席

2次会

懇親会の様子:瀧本さん撮影
いつもこの店を貸切状態で使っています。


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