■ 日時：２０１１年０３月２７日（日曜）　13時−17時

■ 場所：川崎市多摩市民館（向ヶ丘遊園）　第１会議室

■ 出席者（計１９名）敬称略　

田部一志、小山田博之、山崎明宏、由本正邦、平林　勇、斉藤　昭、成田　広、米山誠一、
堀川邦昭、石橋　力、三品利郎、鈴木重則、榎本孝之（理科大）、宮内荘治（工学院大）、
石津光啓（工学院大）、新井恭輔（東海大）、��木健太（東海大）、友野弥生（東海大）、
山田真裕

例会前の雑談にて、田部さんが昨年ご結婚されていた事が判明。
参加者に最大級の衝撃が走った。

■ 議事内容

１　自己紹介

小山田：

高崎から来た。地震当日は夜中の２時半まで停電していた。

山崎 ：

地震の被害はほぼ無し。自宅は一度も計画停電していないが、職場は１日２回停電する事もあった。

由本 ：

初参加。３月で定年になるので、なにか活動が出来ればと思っている。

平林 ：

月惑参加者に大した被害が無く安心した。最近はシーイングが悪い。木星も土星も注目すべき時期なので残念。

榎本 ：

卒研配属発表の日、家を出る直前に地震があった。希望通りの研究室に入る事ができた。

田部　：

地震の際、会社（７Ｆ）にいた。物が散乱。崩れた本棚から過去のプラネのスライドが出てきた。

斉藤 ：

今年初参加。会社の同僚のお兄さんが自宅の屋上に天文台を持っている。見せてもらったがシーイングが悪かった。

宮部 ：

工学院大の卒業式が中止に。京王プラザホテルでの食事がなくなり残念。春から就職するが職場が被災し入社は５月に延期になった。

石津 ：

地震の影響で大学に入れず、観測が出来ない。

成田 ：

暗室内の棚から半分以上が落下してしまった。天文台の方は自動導入も可能でなんとか無事で済んだ。

米山 ：

カメラを山崎さんと同じタイプのものに変えた。熱を帯びるのでペルチェ素子での冷却を考えている。

堀川 ：

石巻の実家が被災した。母は療養で横浜におり無事だった。

石橋 ：

今回の地震は継続時間が非常に長いと感じた。ドームに置いていたＣ８が落下。鏡筒が少し凹んだが使用には問題なさそう。

三品 ：

シーイングが悪く、土星はあまり見ていない。地震はあまり揺れなかったが、帰宅難民、通勤難民になった。

鈴木重：

最近、論文を集め始めている。ネット上で拾えるものを拾って見ている。リスク分散の為にＰＣからFaceBookにデータを上げている。

新井 ：

初参加。東海大惑星班長をしている。木星観測は１月末までやっていた。土星をやってみたい。

高木 ：

地震の日、誕生日だった。現在はサークル活動を自粛中で観測が出来ない。

友野 ：

観測は年明け以降２回した。変光星を見ようと思っているが目当ての星がバイト終了後だとすでに沈んでしまっている。

山田 ：

職場と自宅が近いので帰宅難民にはならずに済んだ。地震当日の夜は職場に泊まっている同僚に差し入れをして回った。

２　木星面近況（堀川）

　シーイングが悪い季節になり、詳細がわかりづらい。
　昨年１１月に攪乱発生。

　

南赤道縞攪乱について

その他の模様について

３　土星面近況（堀川）

白斑について

環に出現したスポーク

４　木星面の閃光について（田部）

６月の閃光と８月の閃光の光度曲線の形が違うので、意見を聞かせて欲しい。

６月の閃光・・光度の上り下りの傾きがほぼ同じ
８月の閃光・・なだらかに上り、急に下る

地球の火球は、なだらかに上り、急に下る曲線になる。
何故、左右対称な光度曲線なのか？

・シーイングの影響
・背景の木星面の明るさ
・火球が最終的に木星の雲の中に到達し、減衰している影響

等々、参加者で活発な意見交換がなされた。

５　秤動について（三品）

天文年鑑の値を用いて、月の欠け際の撮影するポイントを教えていただいた。

６　木星会議について（山田）

今年の木星会議実行委員長は山田。
時期は１１月、会場は国立天文台を第一候補として考える。
雑誌等への告知を考えると、９月上旬までには詳細を決めたい。

７　次回例会案内

２０１１年５月８日（日）
川崎市多摩市民館４階 第６会議室
１３：００〜