月惑星研究会例会通信 No.144■ 日時:2011年12月11日(日曜) 13時−16時 ■ 場所:東京理科大学(神楽坂校舎) 3号館333教室 ■ 出席者(計19名)敬称略
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■ 議事内容 1 自己紹介
2 木星面近況(堀川) 1.北半球NEBが非常に細くなっている。 ここまで細くなるのは1960年代前半以来。 2系で120°〜330°付近が非常に細い。 バージとWSZでブロックされている印象。 NEBの北側のエッジがバージより南側に後退し、バージが島のようになっている。 ただ、眼視だとNEB北側に薄茶色の帯状のエリアがある為、あまり細く見えない。 NEBの幅 昨年:14°〜10° 今年初:10°弱 現在:6°弱 NNTB以北が全体的に薄くなっている領域がある。眼視ではほぼ何も見えない。 NEBが太い経度近辺にNNTBが発達している。 2系60°付近に床屋の看板構造も見られる。 2.南半球ストリークが淡くなり始めていたが、進行が遅い。淡化進行が止まっている可能性がある。 RSのアーチが消えるとストリークも消える。 RS前方はSEBsが濃く、後方はSEBnが濃い。 SEBsに赤い斑点(バージ)が形成されている。 RSの中が赤っぽくなってきた。 後方の攪乱領域は、今のところ拡大する雰囲気ではない。 SEBsの活動も低調なので、再び淡化するかも? STBは淡化しており、120°くらいの長さ。 RS南側に発生源があり、前方にベルトの物質を供給している。 最近、発生源の元気が無い。 SSTBは全体的に太い。 AWO(白斑)は全部で10個ある。 長期間存在し続けているが、入れ替わっている可能性がある。 BAは周囲が明るいので目立たない。 3 月惑星研究会MLとHPについて(平林)現在試験運用中の新メーリングリストについて、平林会長から説明があった。 添付ファイルの容量は現状では無制限だが、1MB程度の上限を設ける事とする。 HPの木星の項目については、2月から鈴木重則さんが引き継ぐ。 4 月食の画像、動画の紹介米山さんに写真を、三品さんに動画を、石橋さんにビデオ映像を見せていただいた。 5 次回例会
月惑第2部:閃光観測報告(文責:田部一志)■ 日時:2011年12月11日(日曜) 18時−21時 ■ 場所:国立天文台(広報室、50cmドーム) ■ 出席者:敬称略
■ 議事内容: 1 概要説明(田部)2 50cmでの観測方法(渡部さん、大川さん)A: 開け方B:電源の入れ方 C:望遠鏡の初期化 D:ワンダーアイの取外し方 E:カメラ〜フィルターの装着 F:観測方法(ソフト=亀井さん) G:終了方法 H:電源切り方 I:締め方 3 観測チームの運営Z:マネージャー =齊藤美和さんA:観測者登録 B:観測者票の発行 C:緊急連絡網の作成 D:建物へ入るためのカードの発行 E:観測野帳の設置 F:Webの開設(情報発信、観測予定公開=齊藤美和さん) H:メーリングリストの開設(最優先=齊藤美和さん) 4 足らない物の発注・購入(大川さん)A:PC(発注済み)B:ターレットフィルター枠 C:接続リング (B,Cについては大川さんが注文して下さいます。) 5 星ナビの原稿の件(2月号の「視天」のページに乗ります。)天文ガイドにも掲載予定です。 |
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