■ 内 容
1 自己紹介
- 鈴木達:
- 1958年の部分日食を見たのが天文を始めた切欠。
- 山崎:
- シーイングが悪い。
- 石橋:
- ドームの修理をした。SL9の時に8mmで撮影した映像を処理してみた。
- 石津:
- 工学院大4年。研究室が忙しい。
- 米井:
- 桐朋高2年。金環日食が中間試験の前日。
- 宮田:
- 明治大1年。初めての参加。頑張って話しについていきたい。
- 柴山:
- 明治大2年。三宅島で金環日食を見る。
- 戸塚:
- 明治大2年。松本で金環日食を見る。
- 諏訪:
- 明治大2年。後輩が入ってきて、一段とやる気が出た。
- 鈴木光:
- 若い人がいるので今日は大人しくする。
- 堀川:
- 4/1の観測が最後、今シーズンは終了した。
- 三品:
- 火星の雲の話をする。
- 米山:
- 木星は3/15が最後だった。
- 六車:
- 明治大2年。バイトが夜勤になり、授業が不安。
- 村上:
- 明治大2年。カメラが欲しい。
- 秋山:
- 明治大2年。知識不足なので勉強したい。
- 高橋徹:
- カメラを購入した。
- 高橋和:
- 小学校4年生。(高橋徹さんの息子)
- 田部:
- 天文台で閃光観測する予定だったのだが、天気に恵まれず。
- 神原:
- 理科大2年。見ようとすると曇ってしまう。
- 榎本:
- 総研大M1。片道2時間かかるので強制的に規則正しい生活になった。
- 増田:
- 東海大2年。新歓期。天体写真班が人気だが、頑張って班員を獲得したい。
- 馬部:
- 東海大2年。初参加、普段は変光星を見ている。
- 友野:
- 東海大3年。サークルの会計をしている。現在入会届は0だが頑張る。
- 高橋里:
- 東海大1年。大学に入ったばかり。よろしくお願いします。
- 高木:
- 東海大3年。金環日食に備えて太陽観測をしている。
- 成田:
- 鏡筒が落下してしまった。組み立てを学生に手伝ってもらいたい。
- 諸岡:
- 仕事から頭を切り替えたいのでやって来た。
- 是恒:
- 最近は流星をやっている。金環日食は三宅島へ行く。
- 鈴木重:
- HPの更新をしている。不備があったことをお詫びします。
- 三谷:
- 来年定年。星三昧の生活にしたい。
- 山田:
- 新入生が参加している事に驚いた。
2 木星面近況(堀川)
10月〜11月の木星面
細くなっていたNEBに復活の兆しが出現した。
3/11 白斑と暗斑が出現
3/14 広がっている
3/19 暗斑が2つに増えている
暗斑、白斑が活動しているが、活動が南側に限られていて、北側に広がっていない。
今後、北側に拡大して太くなるかもしれない。
合の後、6月中旬頃から次のシーズンが始まる。
小望遠鏡で観測できる事として、SEBとNEBの太さの比較ができる。
SEB>NEB であれば、NEB攪乱は幻。
SEB≦NEB だとNEB攪乱だったと言えるかも知れない。
過去のSEBとNEBの関係。
1920年以後
SEB:濃淡を繰り返す
NEB:常に濃い
1890年頃〜1920年
SEB:常に濃い
NEB:濃淡を繰り返す
1700年以前もNEBは濃淡を繰り返していた。
大赤斑は周囲が濃く、本体が薄い赤斑孔の状態になっている。
3 火星の不思議な雲(三品)
3/20に、火星の南西の縁に火星面から立ち上るような雲が現れている事が指摘され、
撮影した雲の高さが195kmから240kmだと推算され話題になった。
固体の二酸化炭素の雲は、高度60km
25km(冬の極域)
水の氷の雲は、高度25kmで観測されている。
この他、多数の論文が発表されているが、
いずれも195kmから240kmという値とは相当の開きがある。
<安達さんの仮説>
火星の大気による反射か屈折によって、雲の高さが見かけ上高くなっているのではないか
マーズエクスプレスが観測した火星大気の分布によると、
下の方に冷気、上の方に暖気という大気の状態になっている領域がある事がわかった。
これは、地球で蜃気楼が見られる時に、下に冷気、上に暖気が存在する状態と似ている。
安達さんの仮説を裏付けるデータになり得るかも知れない。
4 来る金星日面通過(米井)
前回発表した時の誤差について、原因を調べ、修正した。
計算しなおした結果、飛躍的に誤差が小さくなった。
5 SL9の画像(石橋)
SL9衝突の際に撮影した8mmビデオをデジタル化し、画像に処理したものを見せていただいた。
6 閃光の話(田部)
次シーズンの木星閃光観測のスケジュールと、マニュアル作りについて相談した。
7 次回例会
2011年7月1日(日)
川崎市多摩市民館4階 第1会議室
13:00〜
*その後二次会が行われ、さまざまな情報交換がされた。
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