月惑星研究会例会通信 No.151

■ 日時:2013年05月26日(日曜) 13時−17時

■ 場所:国立天文台三鷹キャンパス すばる棟大会議室

■ 出席者(計31名)敬称略 

鈴木達彦、堀川邦昭、田部一志、斉藤美和、高橋徹、高橋和平、鎌田太陽、秋山敬祐、
宮田功太郎、戸塚一、三品利郎、山崎明宏、石橋力、西岡達志、成田広、平林勇、
米山誠一、豊永洸大、内山翔大郎、村上爽太、三宅歩、南保茉帆子、秋山満、
秋山航太郎、増田健汰郎、大島拳斗、木村伸弘、神原永昌、渡部潤一、三谷祥二、榎本孝之
集合写真


■ 内 容

1 自己紹介

鈴木(達):
先週JAXAに見学に行った。熱心・親切に対応してくれた。観測はあまりやっていない。
田部:
最近は船橋のプラネタリウムで星座解説をしている。閃光観測の一連の活動を天文台報に載せようと思う。  
斎藤:
この春からリブラ@千葉県某所でアルバイトをはじめた。  
高橋親子:
息子が中学受験を控えている。好きな教科に偏りがあるのでバランスよくなってもらいたい。  
堀川:
虫歯が痛いのを我慢していたがそろそろ歯医者に行こうかと思う。観測は5月6日が最後。  
宮田:
明治大2年惑星班長。後輩の教育や合宿に向けて準備を着々と行っている。スピカ食の観測に向けて取り組んでいる。明治の新入部員は23人  
秋山(敬):
明治大3年。新入生を呼びたい。最近は観測をあまり出来ていない。  
鎌田:
明治大太陽班3年。太陽観測に取り組んでいる。日焼けしているのはそのせい。  
戸塚:
明治大法学部3年。天文部を名乗れないほど勉強に集中している。最近はたまに双眼鏡で月を眺めている程度。  
三品:
肩の調子が悪い。最近は土星の観測をメインにやっている。  
山崎:
妻が海外留学に行っている隙に望遠鏡でも買ってしまいたい。  
石橋:
日食ビデオの編集でなかなか観測が出来なかった。ビデオは完成したので時間があれば後ほどお見せしたい。  
西岡:
日食のツアーで石橋さんと同行した。木星や土星の撮影を行っている。  
成田:
天気がいい時は土星を見ているが、なかなかシーイングが良くならない。太陽観測もしている。一時期黒点が増えたがなかなか続かない。フレアが多い。  
米山:
4月から再就職。欲しい機材がたくさんあるが、お金がたまらない。シーイングが良くないので観測よりも、観望会のお手伝いなどで充実している。  
内山:
理科大1年、知識が無いので勉強したい。理科大の新入生は50人ぐらい。  
豊永:
理科大2年、葛飾にキャンパスが移ったが、機材が無いので神楽坂に行くようにしている。  
南保:
理科大2年、昨年まで北海道にいた。観測をやりたい。  
三宅:
理科大1年、ボーイスカウトをやっていて、小学校のとき火星大接近をみて感化された。ボランティア活動などもしている。  
村上:
理科大1年、高校の時も天文をやっていた。20cmを使っていた。  
榎本:
理科大OB、6月にイタリアで発表を行う。  
神原:
理科大3年、国立天文台の観望会のスタッフになった。歴史館の解説アルバイトもしているので是非来て欲しい。葛飾キャンパスが出来た事によって、理科大の天文サークルが増えた。  
木村:
理科大1年、高校の時も天文をやっていたが、プラネタリウムの解説などを主にやっていた。  
増田:
東海大3年、望遠鏡の調子が悪いので修理に出している。新しいカメラDFKを購入し満足にとれている。東海大の新入生は27人  
大島:
東海大1年、1年でこちらに来たのは自分だけで、他の新入生はBBQに行ってしまった。  
秋山(航):
東海大3年、宇宙構造班。ほかのサークルの活動が忙しくなっているので、ここで勉強をしたいと思っている。  
秋山(満):
東海大2年、キャンパスが変わってしまった。カメラを買ったのでいろいろ教えて欲しい。  
平林:
昨年の秋から体調が悪かったが、治療を通じて良くなりつつある。観測もやっている。  
三谷:
2次会からの参加

例会の様子


2 木・土星の近況(堀川)

木星の近況

 A. NEBの白班
  この緯度帯では異例の大きさである。
  昨年7月末の270°から今年5月に300°付近に他の白班を吸収しながら前進しており、そのドリフト
  スピードはとても早い。
 B. BA
  STBのレムナントは3月末にBAに追いつき、ぶつかった後にはBAの南を回って前方に出てきた。
  BAの加速減速とSTBレムナントの衝突のタイミングはシンクロしている。
  BAの経度変化は振動しているように見えるが、いまのところはっきりしたことは言えない。

例会の様子


 C. 大赤斑
  赤みがまして、非常に明瞭である。
  いくつかの暗斑が取り込まれた影響もあってか、少し膨らんだような印象。
  SEBと大赤斑の色の濃さの関係(一方が濃いともう一方は淡い)が今回は逆センスになっている。
 D. NEB
  北側が不明瞭になって来ている。幅の減少に伴うものであると考えられるが、最近その進行が遅い。
 E. SSTBの白班
  白班同士の間隔が狭くなって来ていると前回報告したが、その進行はやや停滞している。
 F. BA直後のゴマ状暗斑
  ゴマ状暗斑とは、かつてのSTBレムナントの成れの果てである。
  3月には周りに白いものにまとわりつかれていた。
  4月11,21日には完全に白班になっている。
  5月の最後の観測でもまだ白班になっている。そのうちつぶれてなくなってしまうだろう。
 G. EZの北側
  5月19日の画像でNEBにベイのようなものが出来ている。最近は見ないパターンだが、珍しいものでは
  ない。

土星の近況

 A. 北極に六角形が見える
  ボイジャーの観測で見つかった模様。アマチュアの観測でも明瞭に見える。
  プラネタリー波の一種だろう。
  六角形の角の経度に明瞭な変化は認められない。
 B. ハイリゲンシャイン現象
  毎年衝の頃になると土星の環が明るくなる現象。
  土星の環は氷のクラスターであり、太陽光線の反射特性により衝の頃に明るく見えるようになる。
 C. A環の外側に黒い筋が見える
  輪の影が輪の南側に見えるようになった。
  太陽,地球,土星の位置関係によって、地球から見たときの環の影の配置(環の南・北のどちらに
  あるか)が変わってくる。

3 惑星フェスティバル(仮)(明治大学法学部3年戸塚)

 惑星観測における知識・経験の差を埋めることを目的として学生向けに催したい。
  観測対象編:観測対象となる惑星について簡単な紹介
  観測機材編:惑星観測に最適な機材の再確認
  観測編:イメージング、スケッチ
  その後編:画像に何の情報を載せるか共有したい
 大学間でデータ整理・共有方法等を共通させたい。
 田部さんからのコメント:あくまで「フェスティバル」ということで、気楽にやってみるのが良いと思う。

4 閃光観測計画(田部)

 木星面に小天体が衝突する際の閃光を捉える観測。
 昨年は三鷹、名寄、川崎、姫路などで同時観測を行ったが残念ながら捉えることは出来なかった。
 今回はまず11月の学園祭に被らない日程で、明け方の木星を観測する予定。
 昨年同様、多数の学生と協力して行う。

5 観測機材の紹介(山崎)

 *Point Grey社 BlackFly(BFLY-PGE-05S2M-CS)
  SONY製ICX693チップを搭載
  800*600、ピクセルサイズ6um
  PoEイーサネット接続 36000円
  特徴
  -小型軽量最大50FPS、AD変換が12bitで、諧調とびが小さい
  -RGBの感度差が小さい
  -全体的な感度が高く、特に短波長側は以前のものより高い(長波長側(赤外)では大きな差はない)
 *ZWO Design社 ASI120MM
  Aptinal Imaging MT9M034を搭載
  1280*960、ピクセルサイズ3.75um
  USB接続 $296
  特徴
  -惑星観測に十分使用可能なCMOS
  -感度は最先端(ICX445)と比較してもほぼ同等
  -感度特性は緑でピーク(可視光を意識している)
  -ローリングシャッターであるが、良シーイング時での観測なら気にならないと考えられる

例会の様子


6 日食ビデオの一部上映(石橋)


例会の様子


7 次回例会

 未定。(8月4日@川崎市多摩区民館で調整中...)

○例会後は調布駅前の居酒屋で2次会

例会の様子


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