月惑星研究会例会 1994年2月20日(日) 13時-17時 於 世田谷区立烏山区民センター ■自己紹介 増野(日大理工)、宇都宮(理科大神楽)、佐藤(怪鳥)、吉川(日大文理)、 池田(日大文理)、長谷川、堀川、渡辺(日大理工)、佐野(東海) 小林(明治、大天連惑星分科会会長)、吉川(東海、大天連事務局長)、 山田(東海)、高木(東海、大天連会計&変光星分科会会長)、浅野(東海) 小倉、田部、石橋、志、白木、小野(学習院)、平林、唐沢、村井(日大理工)、川井 久しぶりに盛況だった。 天文観測年表の木星の中央経度表に間違い。 例会通信により会員には配布。 (堀川) ■木星面近況(堀川) 大赤斑(GRS) CMT観測 (II) 12/22 45.0 (佐野) 12/27 47.7 (堀川) 1/22 46.5 (堀川) 2/13 48.8 (堀川) Hollow状、内部shade。条件が悪いとSEBが飛び出た感じに見える。 宮崎氏の写真では、blueフィルターで暗く、redフィルターで明るく楕円状に見えている。 南熱帯(STrZ)にdark sectionが存在(堀川) 1/8 90.0(II)にdakr sectionがある。 2/18 84.6(II) 前方がshadeされている。後方は明るい。 先シーズンに同様の模様があった。同じものではないか。 1993年2月 160(II) 7月 120 これの延長に乗る。SEB撹乱のSEBs暗斑の進行をブロックしていた。 (南熱帯撹乱ではないか騒がれていたやつ) 南熱帯撹乱の後端のように見える。今シーズン後半には大赤斑と遭遇する。 270(II)からRSにかけてshade、暗柱が見られる。 永続白斑(LEBS) 見えにくいのに加えてシーイングが悪いためあまり観測がない。 DE 2/7 251.4 (堀川) 宮崎氏はDEとBCを確認している。 2月上旬で BC 220-230ぐらい FA 320ぐらい に位置している。 南温帯縞(STB) 部分的に濃いところがある。 DE-FA間のSTBはとても濃い。後方にいくに従って淡くなっている。 90-120(II)近辺が濃い。 190-250(II)はベルトの緯度が高くSTZBのようである。 南赤道縞(SEB) SEB - SEBnの全周で濃淡が激しい(佐野)。 赤道帯(EZ) 全体的に明るい。 NEBs edgeに突起が多い。 festoonは淡い。 EB見えない。 北赤道縞(NEB) 淡い部分が散在するが今シーズンは顕著なベルトの切れ目(rift)が見ら れない(堀川)。 北温帯(NTrZ) 1/9 90-120,140-160,340-0(II)で暗い(佐野)。 これより後ろははっ きりしている。 NEBが北側に膨らんでいるようである(堀川)。 北温帯縞(NTB) NTrZ暗化部で不明瞭。 その他 NPRがSPRに比べて明るく見える。白っぽい。 ■第19会木星会議について(田部) 日程候補 ◎1 6月 18/19日 2 6月 25/26日 会場候補 ◎1 上野 国立科学博物館(交渉は石橋担当) 2 八王子 大学セミナーハウス 3 代々木 オリンピック青少年センター 出し物 木星面近況 研究発表 小倉、田部、堀川、大天連から3つぐらい、 岡野さんを呼ぶとか 観望会 初心者講座 講演 ゲスト (JAPOAの大森さんあたりに彗星衝突時の光電測光計画 でも話してもらう?) 雑用 手紙による案内(堀川) 雑誌 6月号に載せるには3月中旬までに会場が決まっている必要がある。 宴会担当 白木 連絡先 堀川 ■シューメーカー・レビー彗星の衝突について(長谷川) 最近の情報等について解説。 「天文月報」1月号の別刷配布 「遊星人」の特集号を2部配布 ■"The Planet Jupiter(第13章)"の訳の配布  (堀川) ■次回例会 4月10日(日) ■17時から「つぼ八」にて二次会 (長谷川均記)