月惑星研究会例会 1996年12月15日(日) 13時から 場所:世田谷区立烏山区民センター 参加者: 堀川、竹内、鈴木達、鈴木カパ、鈴木ブ、五十嵐、石橋、      長谷川、田部、張替、斎藤 # なぜか、年寄りばかり。平均年齢は? 平均年齢38.27 ■ 富山木星会議ビデオ(鈴木達) ■ 自己紹介 ■ 木星面近況(堀川) 今シーズン総まとめ RS後方のSEBで新たな白斑群の活動が始まり、 NEBでも近年になくriftの活動が 活発であったが、 全体としては先シーズンの状況を引きずっており、 静かな 木星面であった。 木星会議以後 11月--12月 スケッチ4枚(堀川) RS 赤みがあり明瞭。北部やや淡い(w2=60.4, 12/3) SEB RS後方で明るく、白斑群の活動は続いているらし。 他の経度は暗い。一様に暗い(シーイングのせい?) NEB rift活動がまだあるようだ(12/3) EZ 顕著なfestoon(NEBsの暗部)が見られるが、木星面で最も明るいzone (シーズン 初めと終り頃はそう見えることが多い) NTrZ (NTZと比べて)赤みを帯び、やや暗い。 (大気による分散の影響?) 石橋氏の木星、土星ビデオ鑑賞 五十嵐氏の木星、土星、火星のビデオ スローシャッターでよく写っている。 張替氏 土星のCCD画像。 26cm8bitのカメラ。IRカットフィルターが入っている。 マンションのベランダで観測 EZs 300度に暗部がある。アンシャープマスクをかけると見える。 50度ほどの長さ。12月8日の観測 ■ 研究報告他 田部の(Cassiniの彗星衝突痕跡についての)論文が来年のPASJ(日本天文学会欧文報告誌)に acceptされた。 田部、渡部、で共同記者会見を1月7日に国立天文台で行う(予定)。 西はりまシンポジウムの報告(竹内) 11月22日夕方から24日午前中まで。 24日午後、火星共同観測の研究会 1998年 PLANET-B 打ち上げ予定 1999年 火星到着 MIC(火星撮像カメラ) 神戸大 向井 飛騨天文台 赤羽 火星の中間赤外観測の紹介(長谷川) 西はりま天文台の火星研究会でしゃべった話。 中間赤外撮像分光装置COMICSを使って 火星表面の温度分布、 ダストストーム時のダストの分布 を探査することができる。 また、近赤外のCO2の吸収の空間分布から表面の大気圧も測定することができる。 これで火星の気象観測が可能。 SL9衝突の位置(竹内) Chodas & Yeomansの予報値と観測値 HSTによる衝突位置 最新の発光時の明るさと、突入時の彗星核の高度の解析から、 半径は、 大きいもの 500m 小さいもの 200m 程度。 Hale-Bopp彗星の定常ジェットについて(長谷川) 視線とほぼ垂直な自転軸の場合に、ジェットが円錐上に広がりその縁が 明るく見えて、定常的に見えるというモデルを紹介。 ■ 次回例会 1997年2月23日(日) 場所 世田谷区立烏山区民センター3F第3会議室 ■ 例会案内、例会通信について 月惑の財政状態について 例会通信の費用 68部 1回当たり12000円程度 このままでは赤字が累積してしまう。 往復葉書で確認 住所 氏名 電話番号 電子メールアドレス 継続意志の確認 郵送での継続 電子メールで受ける 例会通信と例会案内はまとめて出す。 電子メールで 例会で配る。 カンパの案内もあってよいのでは。 振込先とか 切手を送ってもらうとか。 ◎ほしい分だけ切手を送ってもらう。 電子メールでの返事も可能とする。 ブッチャーが返事用のアカウントを作る。 MLも作成。 ■ PASSの日程 結局、学生の出席がないために意見を聞けなかった。 12月22日で決定。 ■ 忘年会 「つぼ八」にて