月惑星研究会 

1997年8月3日(日) 13時から 
場所:世田谷区立烏山区民センター 第3会議室にて 

■ 自己紹介 
	鈴木(達) 色鉛筆でカラースケッチをする。 
	鈴木(カパ) 9月にNHKのラジオに出る。月の話。 
	成田 自宅の天文台を開放するので見に来て下さい。 
	市川 東海OB、CCDカメラを買った。 
	竹内(神楽) スケッチ27枚 
	田部 オーストラリアに行ってきた。 
	三谷 今度望遠鏡を買いたい。 
	中田 10年ぶりに参加。 
	堀川 スケッチ76枚、CMTはもうすぐ300個。 
	小山田 東北惑星研究会。スケッチ23枚。 
	竹内(覚) 浅田氏のCCD画像を解析する予定。 
	石橋 カラー写真観測とビデオ。 
	松浦 今度ドイツに転勤、望遠鏡を譲る。 
	五十嵐 ビデオで撮像している。 
	長谷川 IAU総会で、SL9痕跡の解析を発表する。 
	唐沢 編集したビデオを持って来た。 
	唐沢夫人 京都の木星会議に参加する。 
	村上 木星に熱を入れている。 
	仙台 大天連。スケッチ126枚。 
	斎藤 スケッチ2枚。 
	白木 

■ 木星面近況(堀川) 
	NTC-C(北温帯流-C)についての概説 
		NTBの南縁に高速で前進する白斑や暗斑が出現する。 
		関西支部の伊賀氏がPic du Midi、宮崎氏のCCD画像などから測定 
		自転周期 9h49m台 
		IJW(International Jupiter Watch)のニュースレターに掲載された。 

	大赤斑の南側にBCが乗っている。BCには暗い縁どりがありよく目立つ。 
	その前後のSTB-STZには白斑が多数。 
	
	SEB 
		90度前後のSEBZは、6月下旬より活動的(石橋)。 
		300-330度に白斑。6月上旬にはぼんやりした白斑らしき明部。 
			堀川:動いている。 
			伊賀:止まっている。 

	STBは大赤斑経度から経度増加方向へ行くにしたがって、緯度が高くなっ ている。 
	180度ぐらいからSTZの緯度。 270度からSSTBの緯度となっている。 
	7/20 260-270(II)に高緯度(50S付近)に白斑状明部(村上) 
	
	NEB北縁 白斑(7個)と暗斑(5個)が見える。 図は表示できないので省略。 

■ 木星ビデオ上映 
	五十嵐 成田 唐沢 石橋 

■ Voyager 1, 2号の大赤斑周辺のムービー上映(唐沢) 
	SEBsの暗斑が大赤斑に飲み込まれる様子。 

■ CCD観測(市川) 
	MUTOのCCDカメラで撮像を開始した。 
	プリンタはEPSON PM-700 
	モニタ画面でCMTも同時に取っている。 眼視より少し早い傾向がある。 
	フラットが難しい。 レフ版を使っている。 

■ 次回例会 
	10月12日予定 
	烏山区民センターの予約システムが変更されたために、団体として名簿 
	等を登録する必要がある。後日長谷川が書類を準備して登録に出向き、 
	予約を行う。 

■ 大天連惑星分科会合宿 
	8月22日、ダイニックアストロパークにて。 

■ 木星会議について 
	大天連から16名申し込んだ。 

■ NTC-Cについての解説(田部) 
	先頭に9h46m台で移動するleading spotが存在し、 
	その後ろに9h49m台の白斑、暗斑が続く。 
	SEB撹乱の現象によく似ている。 

■ 木星の大赤斑と電波観測のお話(長谷川の即席話) 

■ 木星衛星食のビデオ(石橋) 

■ 連絡事項 
	月惑星シンポジウム 
	ペルセウス座流星群極大前後に月の影の部分をビデオに写して下さい。 

■ 宴会 
	いつもの「つぼ八」が満員だったので、「村さ来」にて。 松浦氏の送別会。 
	松浦氏の言葉、「ゆずると言っていた、望遠鏡は結局持って行 くことになりました。」 
	後半戦、三谷氏に注文させたところ油っこいものが多かった。 

文責 長谷川均