月惑星研究会 1997年10月5日(日) 13時から 場所:世田谷区立烏山区民センター 第3会議室にて # 会場幹事の不手際でOHPを借りられなくてすみません。 ■ 出席者&自己紹介 鈴木達彦 会社の出張を断って例会出席。 鈴木光枝(カパ) 9月にNHKラジオで月の話をした。 小山田博之 8月はスケッチが捗ったが、9月以降は天候悪化等 で観測が減った。 村井裕樹 最近の1年生は、本当に星をやりたいのかな? と疑問を感じる。 翠川哲也 スケッチ18枚。 竹内覚 二日酔い。最近は〆切に追われている。 田部一志 内地留学を受けた。 11月に東亜天文学会からマゼラン賞をもらう予定。 唐沢英行 木星会議のビデオをたくさんダビングした。 木星をビデオで観測をしている。 石橋力 ビデオで観測をしている。 堀川邦昭 スケッチ三昧の生活。 "The Giant Planet Jupiter"の訳を 長谷川均 月惑星研究会を世田谷区に正式登録。 8,9月も学会、研究会三昧。 市川雅之 九州に出張に行っていて観測できなかった。 川井卓 3年ぶりに出席。 平均年齢 37.2 ± 9.2 ■ 木星面近況 (堀川) 宮崎氏から送られた画像(今シーズンのベストショット)を回覧。 8月後半から10月4日まで。 RS(大赤斑) & LEBS(永続白斑) 9月中 ... RS後退(60deg -> 67) 9/10 Pic du Midiのガリレオ探査 C10 mission サポート観測より 伊賀氏測定。 ちょっと後退量が大きい? CCD画像測定時に使う中央経度は、輝面中央経度ではなく、 真の中央経度を使うべきではないか? しかし、調べたところ、この時期の差は0.2度程度。 堀川CMTによると、 8/20 59.9 8/27 62.0 8/30 61.9 9/1 60.6 9/28 64.0 9/30 63.7 CMTだと後退はそれほどでもない。 RS本体 8月中 ・南側にアーチあり。 ・前方に短いstreak。 ・後方のSEBの緯度が高い。 9月末 ・アーチとstreakがない。 ・前後のSEBsの緯度が同じ高さ。 LEBS 9月末、DEがRSを通過中 BC DE FA _______o_o__o_________ ---------(RS)--------- 9月初めの頃、BC-DE間やや離れ、 BC、DE、FA間はほぼ等間隔。 9月末、BC-DE間が再び縮まる。(DE-FA間変わらず) 9/28 BC-DE 28分 DE-FA 37分 STB(南温帯縞) 7/18-20の 180-270のSTBが 9月中ばに、 150-220に前進したように見える。 220-170のSTBは抜けて淡化したように見える。 前進速度はSST Currentに乗っているようである。 Belt-Zoneとジェットの位置に関係ないという例がある。 SEB(南赤道縞) RS後方の活動続く。 w2=300付近の活動は衰えた。 前回の例会報告からの引用: > 300-330度に白斑。6月上旬にはぼんやりした白斑らしき明部。 > 堀川:動いている。 > 伊賀:止まっている。 木星会議で伊賀氏の調査によると、 ・緯度の高いものは止まっている。 ・低いものは前進している。 NEB(北赤道縞) ・北側が淡化しつつある。(細く見える) ・barge & notch は一部健在。 ・3連構造(barge-notch-barge) ==> 間が開きつつある。 NTZ(北温帯) ・床屋の看板構造 ==> 消失。 ・NTZの暗部 ==> 明化 ■ カパのラジオ出演のテープ鑑賞 月惑星研究会のメンバーということで紹介され、NHKアナウンサーを相 手にお月見、十五夜などについての解説はなかなか見事でした。 ■ ビデオタイム 石橋 唐沢 今度、ビデオを上映してスケッチ大会をしたら面白いのではないか。 ■ 次回木星会議について 会場候補 東京国際フォーラム(有楽町) 50人で参加費のみで一人当たり3000円程度。 オリンピック青少年センター(代々木) 新しくなって、施設もよくなった。 相模原市博物館 は冷戦大学セミナーハウス(八王子) できるだけ公共の天文関連施設で、コネのあるところを探して次回の例会で報告する。 時期 1998年11月頃。 中旬はしし座流星群があるので避ける。 10月末。第4土曜日がよい。 ■ 次回例会 11月30日(日)。 世田谷区立烏山区民センター第3会議室 ■ 宴会 前回もらった「つぼ八」の飲物サービス券が大量にある。 しかし、出送れて入れず、「村さ来」へ。またサービス券がたまる。 二次会で「つぼ八」へ。 (報告 長谷川 均)