月惑星研究会例会 1998年4月19日(日) 13時から18時 場所:世田谷区立烏山区民センター 第2会議室にて ■ 出席者&近況報告 「月刊天文」に案内を載せたが問合せはゼロ。 他の雑誌にも載せたら? 鈴木達彦 望遠鏡が埃をかぶっている。 望遠鏡業界は景気が悪い。 下請け業者の倒産が相次いでいる。 長谷川均 5月に地球惑星関連学会合同大会で、SL9衝突痕跡につ いて発表をする予定。 月惑例会に出始めてから23年。 関口俊夫 千葉天体写真協会 23日に木星と金星が接近するので、スタートしたい。 そろそろCCDをやりたい。 田部一志 会社が引っ越したりして忙しい。 3月の天文学会で、STrZの白斑について発表した。 お宝探しツアーを企画中。 小山田博之 今シーズン、木星スケッチを2枚取った。 目標70枚。 堀川邦明 今シーズン、木星スケッチを2枚取った。 木星をやり始めて23年。 志村昭典 理科大のOBです。最近、なんにもやっていません。 斎藤昭 木星を見ようと思って起きても、観測可能な日 滑川悟 日大理工。今回は2回目。 永井孝夫 東海大学、大天連惑星分科会長 平林勇 ... 三谷 明大の野球の試合を見てからきました。 中田 去年の土星食以来観測していない。 20cm望遠鏡所有。 唐沢 ■ 木星面近況(堀川) スケッチ: 堀川 2枚 3/29,4/10 小山田 2枚 4/4,4/5 先シーズン末(1-2月) 静かな木星面 RS淡い LEBS(永続白斑) 10-50度付近 SEBZ活動領域 ω2〜100度まで NEBn barge 残る。 今シーズン NEB/SEB濃い(NEB > SEB) SEBn ω2=0度付近が濃い。 RS未確認/LEBS未確認 NEBnに膨らみあり。 ω2=350度付近(昨シーズンのbargeの位置と一致) EZ最も明るい(いつものシーズンと同じ) STB/NTB存在 今シーズンの見どころ SEB撹乱が、 1975年 SEBずっと濃い 1988年末、SEB活動領域が消失 1989年にSEBが淡化 1990年 1992年シーズン半ばから序々に淡化 1993年 に起こっているが、そろそろか? 淡い期待。 # 3の倍数の年に多い? SEBが淡化に注意。 永続白斑 ■ ヨーロッパお宝発掘ツアー(田部) 配布プリント1枚 ロンドンで行われる国際プラネタリウム会議に出張で行くついでに、 ロンドン、パリ、ミュンヘン、ドレスデン、リリエンタールへ行く。 詳しくはプリント参照。 ■ 野辺山でのP/Tempel-Tuttle彗星の電波観測(長谷川) しし座流星群母天体のP/Temple-Tuttle彗星の塵からの熱輻射を狙って国立天文台野辺山の 45m望遠鏡で150GHz(λ=2mm)の連続波観測を行った。彗星自身は、 2.2mJyのノイズレベルを 越えることはなく、塵の質量の上限値を求めた。 P/Tempel-Tuttle彗星の塵の量は彗星と しては少ない方に分類できる。 ■ 木星会議 日 程 :’98年10月24日(土)13時〜21時(午後、夜間)      ’98年10月25日(日) 9時〜12時(午前) 会 場 : 品川総合区民会館     「きゅりあん」6階 中講習室(69人) 住 所 :品川区東大井5−18 交 通 :京浜東北線 大井町駅 東口 1分(丸井と同じ建物) 連絡先: 鈴木達彦 雑誌への案内: 鈴木達彦 天文雑誌(3誌+「天界」)へ4月末ぐらいまでに出す。 案内状: 田部、鈴木 原案を田部が作成、鈴木が過去の参加者に配る。 郵送先は、堀川が調べる。 宿泊施設案内: 唐沢? 会場付近の宿泊施設のリスト作成。 ポスターセッション: ボードが使えるかどうか確認。唐沢 参加費: 会場費 22700円 機材費 OHP、VTR、スライドプロジェクター 3000x3=9000円 写真 200x50=10000円 通信費 80x100=8000円 コピー代 3000円 集録代 500x50=25000円 雑費 ---------------------- 合計 77700円 参加費 3000円(一般) 2000円(学割) 総合司会: 堀川 講演: 渡部潤一? パタ? 開会のご挨拶: 平林 会場スタッフ: 永井(大天連学生) 写真: 田部 初日に記念写真を撮り、当日夕方あるいは翌日で配れるようにする。 懇親会: 唐沢、長谷川 ホームページ: 長谷川 ■ 木星の模様の位置測定 - パート2(堀川) 浅田秀人氏から木星画像7枚を提供していただいた。 1. 画像を東西、南北スキャンする。 2. 裾野がシーイングによって少し広がるので、プロファイルを4次式近似して、 リムを決定。--> 中心位置決定。 「月刊天文」6月号の惑星観測ページに紹介される予定 全部で53個の模様について位置を測定した。 輝面の中央経度を使って位置を計算している。 CMTと比較すると、CMTがややマイナス側に寄る傾向がある。 ■ 次回例会 6月21日(日) (予定) ■ 二次会 「つぼ八」にて。 ■ 三次会 「南の麦」にて。