1996年の木星面

月惑星研究会

文:安達 誠 編集:伊賀祐一


●EZ

 大きく広がりのあるfestoonがたくさんみられた。全周にわたり15程度常時みられた。細く紐のような姿のもので顕著なものはまったく見ることはなかった。昨年と同じ傾向をそのまま続けていた。


1996年8月1日〜8月2日のEZ
M. Adachi
左端が0°(I)で右端が360°(I)


1996年11月1日〜2日のEZ
Pic du MidiのCCDイメージ(I)からの展開図
左端が0°(I)で右端が360°(I)

●NEB

 時々大規模なriftの出現があったが、大きな乱れにはならなかった。昨シーズンと異なる点は北側に幅が広くなったことで、この影響を受け、NTrZが非常に狭くなってしまった。一時的にNEBの中央付近が淡くなって見える時期もあった。


1996年8月1日〜8月2日のNEB〜NTB
M. Adachi
左端が0°(II)で右端が360°(II)


1996年11月1日〜2日のNEB〜NTB
Pic du MidiのCCDイメージ(I)からの展開図
左端が0°(II)で右端が360°(II)

●NTB

 1年を通して幅が非常に広く、南と北の両方の組織が見られた。1年を通して南側の組織が濃くはっきりし、北側は淡くshade状に見える場合が多かった。


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