1997年8月12日の木星

浅田秀人・堀川邦昭・張替 憲


1997年 8月12日の観測

浅田秀人 (305mm Newtonian, MUTOH CV-04 CCD Camera)

1997.08.12 13h37m(UT)
I=159 II=308
1997.08.12 15h30m(UT)
I=228 II= 17


    強調処理を行なった画像
  • SEBZのII=310にかつて見えたWSは殆ど消滅に近い。321のWSがやや目立つ。
  • SEBs,II=14のbayは明度はない。
  • STBの太い部分の先端はII=0に達して、同位置に小白斑有り。
  • NEBの280を中心とするbarge,ws,bargeは未だ衰える気配なし。一方、RS左下、II=30〜45の横長dark-spotはbargeが連なったものか?

堀川邦昭 (160mm Newtonian, drawing)


1997.08.12 13h18m(UT)
I=147.6 II=296.8

  • SEBの明部は白斑とは言い難いような崩れた形状をしている。
  • 前方にもSEBnが淡い所が2ヶ所ある。


1997.08.12 14h16m(UT)
I=201.3 II=349.9
  • STBは右側ほど濃くなっている。
  • NEBnのnotchは北半分がNTrZ内にあるが、輝度があるため白斑状に見える。
  • この経度のNTZはかなり明るく、NTrZの方がややshadeされている。

張替 憲(260mm Newtonian, CCD-Tech. CCD10)


1997.08.12 13h51m(UT)
I=167.6 II=316.7


月惑星研究会関西支部のHomePageへ戻る 木星セクションへ戻る