ALPO-Japan: Jupiter Section (April 11, 1998)

1998年4月11日の木星

伊賀祐一・池村俊彦・忍穂井幸夫・堀川邦昭


April 11, 1998

伊賀祐一 Y.Iga (280mm Schmidt-Cassegrain, Drawing)


No.4 1998/04/10 20:30(UT)
I=267.3 II= 15.7
Seeing:3/10 Transp.:5/5
  • SEB右端に大赤斑が見えているのだろうか?
  • SEBs Bayはよく分かる。
  • SEBsのCM付近に濃化部が存在している。
  • STBは見えている。左端のSTZに2個の白斑らしきものが見えるが、永続白斑だろうか?
  • NTBはCM付近に凹みがある。


池村俊彦 T.Ikemura (310mm Newtonian, Digital Camera NEC Picona)


No.1 1998/04/10 20:19(UT)
I=260.6 II= 9.0
Ds= +1.3゜Dia=34.06"
  • 31cm反射 F21 DR-Aフィルター,3°プリズム使用
  • NEC ピコナ 1/7秒 3枚コンポジット

極端な画像処理を適用

コメント(伊賀)

  • 右縁から大赤斑が見えてきている。
  • SEBのω2=0°付近に濃化部が認められる。


忍穂井幸夫 Y.Oshihoi (200mm Newtonian, Drawing and Digital Camera)


No.2 1998/04/10 20:13(UT)
I=256.1 II= 4.5
Seeing:1/10 Transp.:3/10
  • 木星の高度は上がってが、気流が悪く詳細は判別不能状態。
  • NEBnのCM付近に濃化部あり。
  • EZのCM付近にFestoonと思われるモヤモヤがある。
  • GRSは未確認。


堀川邦昭 K.Horikawa (160mm Newtonian, Drawing)


No.2 1998/04/10 20:00(UT)
I=249.5 II=357.8
Seeing:3-4/10 Transp.:2/5 x200
  • SEBとNEBの濃さは同程度、NEBがやや勝る
  • CM付近のSEBnに暗塊が見られる
  • NEBnの膨らみの位置は昨シーズンのbargeと一致
  • EZが最も明るい、STrZ、NTrZも明るいがやや黄色みを帯びている
  • STBはCM左で濃く見られる
  • STrZがやや広く感じられる
  • NTBもCM左で濃い、NNTBと一体に見える
CMT観測 (時刻はUT)
1. 1998/04/10 20:06EZ-N DFESTC1253.2


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