ALPO-Japan: Jupiter Section (April 20, 1998)

1998年4月20日の木星

安達 誠・伊賀祐一・奥田耕司・忍穂井幸夫


April 20, 1998

安達 誠 M.Adachi (200mm Schmidt-Cassegrain, Drawing)


No.2 1998/04/19 19:55(UT)
I=225.7 II=265.5
Seeing:3/10 Transp.:3/5 x260
  • ω2=220位のNEBにriftがありそうにもみえるがはっきりとしない。
  • SSTBは幅が広いバンドとして見える。
  • STBはきわめて淡く,かろうじて存在がわかる程度。CM付近がややみやすい。
  • NTBもかなりみにくいが,幅の広い暗いバンドとして確認できる。


伊賀祐一 Y.Iga (280mm Schmidt-Cassegrain, Drawing)


No.5 1998/04/19 20:10(UT)
I=234.8 II=274.6
Seeing:4/10 Transp.:4/5 x311,x187
  • 観測時間が遅く、空が明るくなってしまった。
  • 目立つのはNEBnのBargeだが、昨年のような色はない。
  • その右上のNEBsにも濃化部がある。
  • NTrZのCM左に暗斑が見える。NTC-Cだろうか?
  • NTBは一様に見えている。それ以北はベルトは見えない。
  • SEBは二条で、SEBsの左半分は太い。
  • STBは右端に見えている。


奥田耕司 K.Okuda (250mm Newtonian, Drawing)


No.1 1998/04/19 19:40(UT)
I=216.5 II=256.5
Seeing:1/10 Transp.:8/10 x265
  • 今シーズンの初観測。
  • シーイング不良(低空のため)
  • NEBnに2ヶ所の暗部あり。
  • その中間はやや明るく抜けているようだ。


忍穂井幸夫 Y.Oshihoi (200mm Newtonian, Drawing and Digital Camera)


No.4 1998/04/19 20:17(UT)
I=238.2 II=277.9
Seeing:3/10 Transp.:3/10
  • 木星の高度は上がってきたが、空が明るくなるのも早まってすぐにコントラストの無い像になってしまう。
  • NEBnのCM前方に、Bargeらしき濃化部が見られる。前シーズンの3連構造の一つだろうか?
  • EZのCM後方にFestoonらしきモヤモヤがある。
  • この経度では、NEB/SEBの濃度差はあまり感じられない。


Image#3 1998/04/19 20:06-10
I=233.6 II=273.4
NEC Picona Digital Camera
4 images composite

ALPO-Japan HomePage Jupiter Section