ALPO-Japan: Jupiter Section (July 27, 1998)

1998年 7月27日の木星

忍穂井幸夫・繭山浩司


July 27, 1998

●概況
まだ梅雨空の続く天候の中での観測です。大赤斑後方の経度の観測ですが、繭山氏のスケッチでは、大赤斑直後のSEBZの白斑状の活動や、SEBcが南にシフトする様子が捉えられています。

忍穂井幸夫 Y.Oshihoi (200mm Newtonian,Digital Camera NEC Picona)


Image#35 1998/07/26 15:15(UT)
I= 45.5 II= 59.0
NEC Picona 1/7 sec.

極端な画像処理を適用(伊賀)

  • シーイングが悪く(3−4/10)、おまけに雲が何度も通過し撮像をあきらめるべき条件でしたが、参考程度に画像を送ります。
  • GRSの南側にアーチがかかっているようだ。
  • EZのCM後方にfestoonが2本あり、その間のNEBsが凹んでいる。
  • NTBのCM後方2ヶ所に濃化部がある。


繭山浩司 K.Mayuyama (200mm VISAC, Drawing)


No.7 1998/07/26 16:24(UT)
I= 87.9 II=101.0
Seeing:7/10 Transp.:4/5 x257
  • 大赤斑は良く見え。後方SEBZでは明るい白斑状の部分も見られる。


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