ALPO-Japan: Jupiter Section (September 24, 1998)

1998年 9月24日の木星

堀川邦昭

September 24, 1998

●概況
SSTBは大赤斑の経度から後方で、幅広く濃いBeltとして見えており、内部に白斑があります。STBは大赤斑から後方で淡いBeltとして見えています。II=158度にSTBsの暗斑がまだ濃く見えています。

大赤斑から前方のSTrZのDark Streakは相当前方まで伸びてきました。SEBZは、大赤斑直後の白斑の活動と、Mid-SEB Outbreakとの活動がきれいに区切られています。

NEBの活動が活発で、内部に斜めの白いRiftが目立つようになりました。

堀川邦昭　K.Horikawa (160mm Newtonian, Drawing)


No.66 1998/09/24 12h45m(UT)
ω1= 75.7 ω2=352.1
Seeing:3-4/10 Transp.:3/5 x200
  • CM右にRS前端から伸びるstreakが見えている、かなり長くなったようだ
CMT観測 (時刻はUT)
209. 1998/09/24 12:45EZN DFESTC1 75.7
210. 1998/09/24 13:04STZ WSPOTC2 3.6


No.67 1998/09/24 15h17m(UT)
ω1=168.4 ω2= 84.0
Seeing:5/10 Transp.:3/5 x200
  • シーイングが今ひとつのせいか、RS後方のSEBZは軽い濃淡のある幅の広いstreakにしか見えない
  • CMから後方のNEBはriftで明るくなっている
CMT観測 (時刻はUT)
211. 1998/09/24 15:17EZN DFESTC1168.4
212. 1998/09/24 15:27NEBN DSPOTC2 90.0
213. 1998/09/24 15:35EZN DFESTC1179.3
214. 1998/09/24 15:40SEBZ WSPOTC2 97.9
215. 1998/09/24 15:47SSTB WSPOTC2102.1
216. 1998/09/24 16:11SEBZ DSECTP2116.6


No.68 1998/09/24 16h36m(UT)
ω1=216.6 ω2=131.8
Seeing:4-5/10 Transp.:3/5 x200
  • mid-SEB outbreakは先頭の白斑が不明瞭ながら最も明るく目立つ
  • 南側のSEBは中央組織なく、南半分全体が濃い
  • NEBはriftの連続で活動的
CMT観測 (時刻はUT)
217. 1998/09/24 16:33NNTB WSPOTC2129.9
218. 1998/09/24 16:52SSTB WSPOTC2141.4
219. 1998/09/24 17:06EZN DFESTC1234.9
220. 1998/09/24 17:19STB DSPOTC2157.7

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