November 10, 1998

●概況

池村氏の画像のSTBのCM左は、以前は伸びたDark Sectionでしたが、二つの暗斑に分かれたようです。左はII=159度、右は緯度が南のSTZにあり、II=180度です。11月3日の画像と比較してみてください。STBの右端にはBEが見えてきました（II=223度)。

SEBZにはMid-SEB Outbreakの活動の明るい白斑が見られ、II=167度と182度にあります。この後方には白斑は見当たりません。現在の活動域は、II=110〜180度付近に狭まってきました。

NEBの中央を斜めに横切るRiftはII=140〜190度付近にあり、11月3日の観測のII=170〜210度からやや前進しているようです。

池村俊彦　T.Ikemura (310mm Newtonian, Digital Still Camera NEC Picona)

極端な画像処理を適用(伊賀)

No.101 1998/11/10 12:01:16(UT) I=272.1 II=190.2 III=320.9
De= +2.0゜E.Dia=44.87"
31cm F5 ニュートン
テレビュー５Ｘバーローレンズ
1゜プリズム 合成 F39
NEC PICONA 1/7秒 3枚コンポジット

• NEBの白筋は斜めに伸びているように見えます。