ALPO-Japan: Jupiter Section (November 26, 1998)

1998年11月26日の木星

奥田耕司・林　敏夫・堀川邦昭

November 26, 1998

●概況
奥田氏は大赤斑から前方の観測ですが、大赤斑から前方に伸びていたSTrZ Dark Streakが淡くなっているのが分ります。No.94の画像のCM付近のSEBsに湾入する白斑が認められます。

堀川氏は大赤斑後方の観測ですが、SEBZには目立った活動は観測されませんでした。大赤斑は南半分だけが暗く見えています。

奥田耕司　K.Okuda (250mm Newtonian, BITRAN BT-01 CCD Camera)


Image#92 1998/11/26 09:08(UT) I=170.1 II=327.0
Image#93 1998/11/26 09:16(UT) I=174.9 II=331.9
Image#94 1998/11/26 10:54(UT) I=234.7 II= 31.1

画像強調を適用(伊賀)

S=4/10-5/10 T=9/10

  • SSTB STB共に淡い
  • SEBは一様に暗く細部はハッキリとしない
  • GRSから伸びたストリークもハッキリしなく、SEB全体が暗く幅広い感じに見える
  • NEBnのバルジと、その間の明部が目立つNTBはハッキリしている

林　敏夫　T.Hayashi (355mm Schmidt-Cassegrain, Drawing)

No.66 1998/11/26 11:45(UT)
I=266.7 II= 62.8
Seeing:3/10 Transp.:3/5 x312

  • GRSは変化無い様だ。前方に伸びている
  • Streakが判らない。NTBが濃い。

堀川邦昭　K.Horikawa (160mm Newtonian, Drawing)


No.101 1998/11/26 12h51m(UT)
ω1=306.9 ω2=102.6
Seeing:3/10 Transp.:5/5 x200
  • STBの暗斑はぼんやりしたshade状にしか見えない
  • この悪条件でもNEBは二条に見える
  • RS本体は南半分のみ濃い
CMT観測 (時刻はUT)
339. 1998/11/26 12:42NNTB WGAP C2 97.2
340. 1998/11/26 13:03EZN DFESTC1314.2
341. 1998/11/26 13:28SEBZ DSECTP2125.0
342. 1998/11/26 13:33EZN DFESTC1332.5

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