ALPO-Japan: Jupiter Section (December 1, 1998)

1998年12月 1日の木星

堀川邦昭・前田和儀


December 1, 1998

●概況
11月29日の観測と状況は変わっていません。大赤斑の経度はII=67度。大赤斑前方のSTrZのDark Streakもわずかを残して淡化した様子です。堀川氏の観測では、大赤斑は偏平でアーチも淡くなっています。大赤斑後方の白斑の活動も弱まっているようです。

NTBsにProjectionが見えていますが(I=299度)、11月29日と同じ物かどうかは不明です。


堀川邦昭 K.Horikawa (160mm Newtonian, Drawing)


No.102 1998/12/01 08h50m(UT)
ω1=228.7 ω2=347.6
Seeing:4/10 Transp.:5/5 x200
  • STrZのdark streakは右端近くでSEBsが盛り上がるように残っているが、CM付近ではほとんど認められない
CMT観測 (時刻はUT)
343. 1998/12/01 08:47EZN DFESTC1226.9
344. 1998/12/01 08:52NEBN DBAR C2348.8
345. 1998/12/01 09:11SSTB DSECTP2 0.3
346. 1998/12/01 09:13EZN DFESTC1242.7


No.103 1998/12/01 10h59m(UT)
ω1=307.4 ω2= 65.6
Seeing:3-4/10 Transp.:2-3/5 x200
  • RS前後でSEBsが盛り上がって見える、前側にはまだstreakが存在するようだ
  • RS本体は淡く偏平、アーチは淡い
  • RS後方のSEB暗く、白斑の活動は弱い
CMT観測 (時刻はUT)
347. 1998/12/01 10:59STRZ DRS C2 65.6
348. 1998/12/01 11:14STRZ WRSH F2 74.7


前田和儀 K.Maeda (310mm Newtonian, Digital Still Camera NEC Picona)


極端な画像処理を適用(伊賀)

No.18 1998/12/01 10:36(UT)
I=293.1 II= 51.5 III=187.8
NEC PICONA 1/7秒



極端な画像処理を適用(伊賀)

No.19 1998/12/01 11:36(UT)
I=329.7 II= 87.7 III=224.1
NEC PICONA 1/7秒



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