安達の事情と、今年の木星会議の日程を考慮し、いつもより1ヶ月遅れの例会を行ないました。参加者は6名でした。 |
出席者: 浅田・伊賀・吉田・須田・浜野・安達 |
参加者近況 | ||||||||||||||||
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浅田 | ||||||||||||||||
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伊賀 | ||||||||||||||||
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吉田 | ||||||||||||||||
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浜野 | ||||||||||||||||
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須田 | ||||||||||||||||
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安達 | ||||||||||||||||
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観測数(例会の時に報告のあった今シーズンの観測数) | ||||||||||||||||
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木星近況 |
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SSSTB | 8月中旬以降に見えている。現在SPRは淡くなり(やや明るくなり)見えるようになってきている。 |
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SSTB | FAの南の方が面白い。大赤斑後方に濃い部分がある。 |
STB および LEBS |
LEBS付近でやや幅が広くなっている(170°位)。 大赤斑の後ろの130°で北側から見え始める。安達は大赤斑の南側にも認めているが、ほとんどの人は見ていない。 DEが明るく大きい。BCとDEの間のWSは北側に位置している。8月下旬〜9月にはSTBの中央近くに入り込んできた。またDEに近づきつつある。しまいにはくっついてしまうのではないか。さあどうなるか... 高度の高いDEに取り込まれてしまうのか。 WS2が交差するのは11月下旬ごろになりそうです。 FAの前のWSはほとんど消えかけている。 すぐ前方の北側に開いたnotchは形がややこしい。これについては白黒のまだら模様が回転しているため不定形になっているのではないかと考える。伊賀氏が発表したい希望を持っておられる。 |
STrZ | SEBsのBayとGRSとの間に何やらあるが、淡い模様のため詳細不明。 |
GRS | 南側にエッジ(アーチ)が見えた。生成過程に疑問がある。 5月23日頃にアーチになった。浅田氏によれば左側からお迎えが来たようにみえた。 大赤斑の周辺が反時計回りになっているので、SEBsの黒い物質がアーチになったのかもしれない。 |
SEB | GRS後方のSEBZに4月24日に白斑が見られた。 それ以降白斑が何回も見られている。 7月18日(浅田)と9月7日(安達)がGRS前方のSEBZsに白斑が通り抜けたようになったイメージを見ている。 7月13日〜21日位までGRSの直後の白斑が大きくなり、SEBsを隠す(SEBsが消えたように見える)現象を浅田氏が見ている。8月9日には95°位まで見られた(安達)。これらの白斑は木星面に昇ってくる時は見えにくく、沈む時には見易くなる(浅田)。 |
EZ | 5月後半にフェストーンがたくさん見え始め、その後活発に観測できるようになったように見える。特に変わった模様は認められない。大きなものは全周で8本位認められる(浅田、伊賀)。 |
NTrZ | 所々に白斑が見られるが、追跡されていない。このゾーンは赤っぽくなって見られている(浅田)。 |
NTB | 0〜90°は一条、それ以外は二条の傾向で、所々に暗班が見られる(9月には80〜300°位まで)。 8月頃からNTBsに淡化した部分が眼視観測で見られるようになった。これから淡化が進んでいくのかもしれない(安達)。 |
1996年度木星会議 |
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インターネットのホームページ |
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安達から |
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次回の例会は12月 8日です。 |
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土星に暗班出現 |
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