木星 月惑星研究会 関西支部 (最新)


ALPO-Japan Latest
Jupiter Image 2001/09/01(UT)

永長英夫,林 敏夫,伊藤紀幸

H.Einaga,T.Hayashi,N.Ito


Hideo Einaga (250mm Newton, Digital Still Camera NEC PICONA)
2001/09/01 19:12:33 (UT)
CMI =  62.5, CMII =  70.0, CMIII = 113.7
De =  +2.2, E.Dia = 35.36"
3 frames composite
Seeing=5/10,Trans=2/5  F=30
25cm+barlow 3x+prism 2d+Picona(1/7s)


2001/09/01 19:46:49 (UT)
CMI =  83.4, CMII =  90.7, CMIII = 134.4
De =  +2.2, E.Dia = 35.36"
4 frames composite
Seeing=4/10,Trans=2/5  F=30
25cm+barlow 3x+prism 2d+Picona(1/7s)


2001/09/01 20:08:14 (UT)
CMI =  96.5, CMII = 103.6, CMIII = 147.4
De =  +2.2, E.Dia = 35.36"
5 frames composite
Seeing=4/10,Trans=2/5  F=30
25cm+barlow 3x+prism 2d+Picona(1/7s)


・このごろは、観測時刻になると雲がやってくる。
 今日も雲を通しての撮影で、輝度不足の画像ばかりです。
 GRS前方のSTBsとNEBの濃い赤味がとても目立ちました。
HIDEO EINAGA ≪兵庫・加西 永長英夫≫


Toshio Hayashi (355mm Schumidt-Cassegrain,Digital still camera Minolta DimageEX1500)


2001/09/01  19h28m(UT)  T=72.51 U=79.69 V=123.5
355mm Schumidt-Cassegrain, Or25mm  1/4
Digital still camera Minolta DimageEX1500
Collimated DigitalZoom used 7 frames composite
Seeing:5/10  Transp.:3/5

今期初観測。GRSが中央にあり、赤い目玉が上を向いて
いる様だ。シーングはまあまあであるが時折薄雲が係る。

  火星も13秒台になりますます観測が困難に成りつつあります
  黄雲もいまだ静まらず、模様の特定がなかなか出来ませんし、シーングも
  ますます悪くなって来てます。その分太陽高度が落ちてきて屋上の焼けは
  大分治まっている様です。今朝5時まで起きて初木星を拝みました。シー
  ングもまあまあでGRSが中央に赤目を上(南)に向けてるのが印象的
  でした。
≪京都府 林 敏夫≫

Noriyuki Ito (600mm Cassegrain, Digital Video SONY DCR-TRV20)

 シーズン始めての本格的な撮影。大赤斑(以下GRS)周辺の経度。
GRS(体系2=76°付近)は中央と南(上)側が濃くなっている。
それよりも前の経度でのSSTBとSTBが比較的連続して確認できる。
SEBは中央部が明るくなっている状態が続いており,GRS後方の活動も比較的穏やかなようだ。
EZは明るくEZnのところどころに暗部やフェストーンが見られるが,あまりはっきりしない。
NEBは太く,赤茶色で最も目立つ。体系2=50°と107°付近にBargeが確認できる。
NTBも太く。NEB,SEBに次いで目立つ縞となっている。

 各11〜12枚コンポジット
  新潟県立自然科学館 60cm カセグレン式反射望遠鏡 K−40mm拡大撮影
  SONY デジタルビデオカメラ DCR-TRV20画像にて撮影
≪新潟県 伊藤紀幸≫

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