木星 月惑星研究会 関西支部 (最新)


ALPO-Japan Latest
Jupiter Image 2001/10/05(UT)

永長英夫,池村俊彦,伊賀祐一

H.Einaga,T.Ikemura,Y.Iga


Hideo Einaga (250mm Newton, Digital Still Camera NEC PICONA)
2001/10/05 19:26:21 (UT)
CMI =  37.7, CMII = 145.6, CMIII = 198.4
De =  +2.1, E.Dia = 38.81"
5 frames composite
Seeing=3/10,Trans=3/5
25cm+barlow 3x(F=34)+prism1d+Picona(1/7s)


2001/10/05 20:04:13 (UT)
CMI =  60.7, CMII = 168.5, CMIII = 221.3
De =  +2.1, E.Dia = 38.81"
6 frames composite
Seeing=4/10,Trans=3/5
25cm+barlow 3x(F=34)+prism1d+Picona(1/7s)


2001/10/05 20:26:08 (UT)
CMI =  74.1, CMII = 181.8, CMIII = 234.5
De =  +2.1, E.Dia = 38.81"
4 frames composite
Seeing=4/10,Trans=3/5
25cm+barlow 3x(F=34)+prism1d+Picona(1/7s)


・NEBsの変化が激しい。
しかし、シ−イングが悪く明瞭にとらえられない。
HIDEO EINAGA ≪兵庫・加西 永長英夫≫


Toshihiko Ikemura (310mm Newton, Digital still camera NEC PICONA)


地平高度が上ってもシーイングがいつまで経っても悪い。
季節の変わり目はしかたがないですね。
気になるU系170゜付近を捉えました。
1枚目の画像で、GRSの色がずいぶん淡くなっていると思います。
 ≪愛知県名古屋市 池村俊彦≫

Yuichi Iga (280mm SC, Digital still camera NEC PICONA)
2001/10/05 17:24:22(UT)
I=323.3 II= 71.9 III=124.6
De= +2.1 E.Dia=38.80"
280mm Schmidt-Cassegrain,
XP24mm(f/27)  NEC PICONA 1/7sec,
5 frames composite       Y.Iga
Seeing:4/10 Transp.:2/5

観測コメント:
・大赤斑はII=76.5度に位置する。
・大赤斑前端部のSTrZに暗部がある。
・大赤斑後端部のSEBsに盛り上がる
  ように暗斑が見られる。


2001/10/05 17:42:08(UT)
I=334.1 II= 82.6 III=135.4
De= +2.1 E.Dia=38.80"
280mm Schmidt-Cassegrain,
XP24mm(f/27) NEC PICONA 1/7sec,
5 frames composite       Y.Iga
Seeing:4/10 Transp.:2/5

観測コメント:
・大赤斑後端部のSEBsの暗斑が顕著。
  今後は大赤斑の南側を回りこむ
 アーチが見られるかもしれない。
・南極部に第IV衛星カリストの影の
  経過が17h21mに始まった。


2001/10/05 17:55:41(UT)
I=342.4 II= 90.8 III=143.6
De= +2.1 E.Dia=38.80"
280mm Schmidt-Cassegrain,
XP24mm(f/27) NEC PICONA 1/7sec,
6 frames composite       Y.Iga
Seeing:5/10 Transp.:2/5
観測コメント:
・ようやく条件が良くなってきた。
・大赤斑後方のSEBZの活動はさほど
  活発ではない。
・大赤斑後方のSEBnを暗部(II=96.9度)
  が通過しようとしている。
・NEBnにはII=74.4度,103.8度,121.8度
  にBargeが並んでいる。
・NEB南縁のFestoonはあまり目立たない。
・北半球高緯度に目立つ暗部が見える。
・南極部に第IV衛星カリストの影の経
  過が見え、18h25mに終了。

 ≪京都市山科区 伊賀 祐一≫



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