火星 月惑星研究会 関西支部 (最新)

ALPO-Japan Latest

Mars Image 2001/04/11(UT)

池村俊彦

T.Ikemura


解説(安達)


 南極のフードの明るさが随分暗くなりました。しかしながら、 広がりは相変わらず続いています。特にヘラスの北側の輪郭が はっきりしなくなるなど、大きな広がりを維持しています。し かし、ヘラスのすぐ西側のヘレスポントス(Hellespontus;330°、 -40°)のある側のヘラスの縁はしっかりと見えています。すな わち、部分的に濃い薄いが出来ていると言うことです。  赤道付近の雲はシルチスの前後で東西に長細く横たわり、雲は シルチスを横切っています。また、ボレオシルチス(Boreosyrtis; 290°、+45°)の西側のシドニア(Cydonia;350°、+50°)付近 にも淡い雲がかかっているようです。
Explanations M.Adachi
SP hood was becominng faded. But, from Ausonia to Noachis region was covered by faint SP hood. The northern edge of the Hellas was dimly seen. Hellespontus was very dark seen. Cydonia region covered by haze.

Toshihiko Ikemura (310mm Newtonian, Digital still Camera NEC PICONA)
seeing 7/10 Transp :7/10
午前2時過ぎに偶然、目覚める。外を見ると良く晴れて火星が見えていたので、さっそく起き出して撮影の準備、撮影開始から7分後に厚い雲が現れて、隠されてしまった。

ALPO-Japan Latest Mars Section