火星 月惑星研究会 関西支部 (最新)

ALPO-Japan Latest
Mars Image 2001/06/03

西谷輝昭,伊藤紀幸

T.Nishitani,N.Ito


解説(安達)
 南極地方の白い部分にはたくさんの明るさのムラがあって、伊藤氏の画像にその様子がよくとらえられている。南極冠自体のムラかあるいはフードによるいたずらかははっきりしない。6月2日から報告を受けたブルーの画像は火星面の雲の状況を見るのにおおいに役に立つので、是非と続けていただきたい。また、白い雲にもかなりの濃淡のあることが記録されており、まとめの画像にも大いに役立つ。
Explanations M.Adachi
Whitish SP region has some uneven of the brightness. This appearance was recorded by Ito's CCD images. But, I can't judge which is SPC or SP hoods.

Teruaki Nishitani (210mm Newton, Digital still camera NEC PICONA)


2001/06/03 16:10:12(UT)
Ls=172.12 CM=145.25
De= +1.10 Dia=19.61"
P=28.5465530
21cm F6 Newton(ASKO) Power Mate 5X
NEC Picona 1/7sec.  19 frames composite


シンチレーションは良かったのですがうす雲の中で詳細はわかりませんでした。
≪滋賀県甲賀郡 西谷輝昭≫

Noriyuki Ito (600mm Cassegrain, Digital Video SONY DCR-TRV20)
 水蒸気量が多く,どんよりとした晴天。
午前1時前後は比較的安定した気流の状態だった。
左(東)端の「クリュセ」地方に雲が発生している。
「タルシス」地方や「オリュンポス山」の雲は目立たなかった。

 10枚コンポジット
  新潟県立自然科学館 60cm カセグレン式反射望遠鏡 Or-25mm拡大撮影
  SONY デジタルビデオカメラ DCR-TRV20画像にて撮影
≪新潟県 伊藤紀幸≫

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