金星 月惑星研究会 関西支部


ALPO-Japan
Venus Image 2004/06/05(UT)

小石川正弘,三品利郎,熊森照明,瀧本郁夫,池村俊彦,野々口猛浩,
Christophe Pellier

M.Koishikawa,T.Mishina,T.Kumamori,I.Takimoto,T.Ikemura,T.Nonoguchi,Christophe


Masahiro Koishikawa(260mm Newtonian, Philips ToUcam PRO)
薄雲が流れる中観測を強行しました。
案の定、薄雲のため暗部への光輪の伸びは少ないようです。
金星導入法は、目盛環で行い、H60mmの眼視にて確認しました。
今日が観測の最後でしょう。
≪宮城県仙台市  小石川正弘≫


Toshirou.Mishina (200mm Newtonian, Digital Camera)
糸のように細い金星が激しく稲妻のように動い
ていました。デジカメで高速シャッタにして48枚
撮影して中で、使えるのは1枚だけでした。他は、
金星が二重になったり、捩れたりしていました。
レベル補正で背景を暗くし、アンシャープマスク
を掛けています。写真にすると青空になりますが、
眼視ではバックの空は白く輝いています。

≪神奈川県  横浜市  三品利郎≫


Teruaki Kumamori (600mm Cassegrain & 200mm refr , PHILIPS ToUcam Pro)
最後の晴れ間と挑戦しましたが、60cm主鏡にまで太陽光が当たり
危険なので1ショットのみであきらめました。
20cmED屈折では危険を感じるほどではなかったのですが、セルや
鏡筒内部が太陽光に照らされて輝き、コントラストは悪いです。
≪大阪府  堺市 熊森照明≫


Ikuo Takimoto (310mm Newtonian :ToUcam Pro )
2004/06/05 10:09:46(UT)
K=0.0032 Dia=57.49"
De=-1.32 P=354.61
528 frames Stacked
Seeing:1/10 Trans:2/5
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コメント: 内合まで、あと3日。山陰に隠れる直前まで見えませんでした。
望遠鏡の視野は、オレンジ色で、コントラストが無い。
こんなに内合近くまで金星を見たことがありませんでした。
画像はひどいものですが、撮影できただけ良しとしました。
[Ayauta-gun Kagawa-Prefecture Japan]
≪香川県  綾歌郡  瀧本郁夫≫


Toshihiko Ikemura (310mm Newton, Philips ToUcam PRO)

[T.Ikemura Nagoya Aichi JAPAN]
≪愛知県名古屋市  池村俊彦≫


Takehiro Nonoguchi (105mm refractor & film)

2004/6/5 11:03(JST) 9:03(UT) , 10cm Refractor(Pentax 105SD) , XP14 , Pentax LX , Velvia100 (ISO100) , 1/125 s , seeing 3/10 , trans 10/10 , i ; 172 ,k ; 0.005 (<0.1), De ; 57".2 , *高校1年(約20年前、当時、機材は6センチ屈折経緯台とペンタックスESUでした。) の時から金星の撮影を何回もやってきた経験が生きて、これだけ細い金星を写せました。 金星を写すのは今でも難しいと思います。 *ポジフイルムをスキャンしただけの像(背景の青い像)とそれを加工して少し見やすくしたものを掲載しました。 [Takehiro-Nonoguchi Takamatu-Kagawa-Japan ] ≪野々口猛浩 香川県高松市≫
Christophe Pellier (180mm Newtonian ; ATK-1HS)

[Christophe Pellier Bruz City , France]
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2004/06/06
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