火星 ALPO-Japan Latest

Mars Image 2021/03/11(UT)
三品利郎,石橋力,森田光治,伊藤了史,近内令一,安達 誠
Dmitry W. von Aichegg
T.Mishina,T.Ishibashi,M.Morita,S.Ito,R.Konnai,Dmitry.W,M.Adachi

下記リンクをクリックにて安達氏のコメント(PDFファイル)が開きます。 Click the link below to open the Comment(PDF File) by Makoto Adachi on a new page. 解説(安達)/ Comment by Makoto Adachi
Toshirou.Mishina

≪神奈川県  横浜市  三品利郎≫[Toshirou.Mishina:Kanagawa Japan]

Tutomu Ishibashi
視直径は6“を切りましたが、この時期としては気流が良く、大沢さんの火星図と見比べると、かなり薄い模様も写りました。
サバ人の湾と大シルチスの間から、TyphonとAERIAが伸びていますし、子午線湾から北へCantabrasが伸びています。
左のリムはゴーストもある様ですが、ヘラスは明るく見えています。ノアキスの右側が明るいのは、雲でしょうか。
北極にも雲か霞がある様で、白く見えます。

(Tutomu-Ishibashi Kanagawa-P Japan)
≪神奈川県  相模原市  石橋力≫

Mitsuji Morita
モータードライブをE-ZEUS(改)交換したのを機に、極軸調整を入念に行ったので大変追尾は楽であったが、
雲が多く透明度の非常によくない状況の中で辛うじて撮影できたというレベル。大気の色収差対策をしていない弊害が出た。

≪滋賀県守山市  森田光治≫[Mitsuji Morita:Siga Japan]

Satoshi Ito
用事で撮影開始が少し遅くなりましたが、良い気流状態でした。

≪愛知県  春日井市  伊藤了史≫[Satoshi Ito. Kasugai City,Aichi,Japan]

Reiichi Konnai
Attached here an IR image from the session on 11 March,
just ten years from the devastating Great East Japan Earthquake.
Seeing wasn’t that good,but visually the contrast of the dark features seemed to be higher,
and whole the Martian disk showed stronger reddish tint.
No particular change noticed for the albedo markings.
東日本大震災からちょうど10年目の本日、久し振りに火星を撮ることができました。
シーイングはそれほど良くなかったのですが、眼視では暗色模様のコントラストは高く、
また火星像は全体的に赤みを強く感じました。
アルベドー模様に特段の変化はないようです。

<<福島県石川郡石川町 近内令一>>[Reiichi Konnai : Ishikawa Gun,Fukushima,Japan]

Dmitry W. von Aichegg

[Dmitry W. von Aichegg : Domodedovo,Moscow Russia]

Makoto Adachi
気になる、南極の観測を行ったが、普段の白雲のある姿のままであった。シーイングが悪いと、みごとに消されて、雲がないように見えることが確認できた。
今日はHellasが白く明るく見えていた。
  
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≪滋賀県  大津市  安達  誠≫[Makoto Adachi:Siga Japan]

ALPO-Japan Latest Mars Section
2021/03/12
2021/03/10