”第30回木星会議高松大会を高松市生涯学習センターで開催します。”

今会議の世話人の瀧本(月惑星研究会・東亜天文学会・四国天文協会)が開会挨拶。
続いて、四国天文協会小島茂美顧問から歓迎の挨拶がありました。
第30回を迎える木星会議が高松で開催されることに歓迎と、この会議に自ら参加できることを嬉しく思うと挨拶され、ご自身の天文への関わりを「天界」、「天文年鑑」、「天文ガイド」、「天気と気候のち天文と気候(のち「天文と気象」から「月刊天文」と改称)」の創刊号を手に持ち、参加した皆様への感謝の意を述べられました。
次々と自己紹介を実施。
熱心にメモを取る参加者。

左から、森下、岡村、熊森、鈴木の各氏。
会議の模様を撮影。

熊森、鈴木、唐沢、唐沢(奥様)の各氏。
熱心に聞き入る参加者。

佐藤、伊賀、堀川、畑中、林、安達、中島の各氏。
熱心に聞き入る参加者。

佐藤、堀川、成行、畑中、林、安達、中島、
阿久津、永長、是恒、米山ほかの各氏。
熱心に聞き入る参加者。

斉藤、米山、平林、三品、是恒、細川ほかの各氏。
熱心に聞き入る参加者。

佐藤、成行、堀川ほかの各氏。
熱心に聞き入る参加者。
自己紹介を行う山下氏。
五色台の少年自然の家の初代指導教員であった小川和夫氏。
随分昔、安達誠氏がここの25cm屈折望遠鏡で素晴らしいシーイングに恵まれ、木星の詳細なスケッチを得ている。(安達 談)
今でも、このときの様子を鮮明に覚えているそうで、氏の「天体スケッチ入門」誠文堂新光社に書かれています。
佐藤健先生。

惑星観測者なら言わずとも判る佐藤先生で、多くの素晴らしい木星観測記録を残しています。
今は、目が飛紋症のため観測ができないと仰っていました。
熱心に聞き入る参加者。

伊賀、米山、平林、田部の各氏。
面白い話に、笑顔の参加者。

唐沢、伊賀、林、中島、阿久津、西山ほかの各氏。
熱心に聞き入る、参加者。

畑中、安達、中島、冨田、永長、柚木、細川、
是恒ほかの各氏。
安達さんは何を考えているのだろうか?
熱心に聞き入る参加者。

左から、西山、細川、藤川、三品、小川、伊賀(奥様)藤本の各氏。、
小島顧問(四国天文協会)が佐藤先生に質問。
小島顧問(四国天文協会)が佐藤先生に質問。
熱心に聞き入る参加者。
佐藤健先生の話を聞く、参加者。
ビデオカメラを操作し、会議の模様を撮影していただいた香西清弘氏。

ありがとうございました。
「惑星観測の楽しみ」と題したパネルディスカッションを実施。

平林勇会長(月惑星研究会)に、コーディネーターとして、意見等のまとめとディスカッションの進行をお願いした。
「惑星観測の楽しみ」と題したパネルディスカッションに参加した皆様。

ベテラン惑星観測者の右側から安達誠氏、永長英夫氏、惑星観測初心者の香西清弘氏、森下陽子氏。
パネルディスカッションに耳を傾ける参加者。

左から、三品、藤本、田部、細川、西山、藤川、
山下の各氏。
熱心に聞き入る参加者。
特別講演「木星の縞・帯や渦などの模様」と題した木星の模様に関する力学的な見地からご講演をいただきました。

講義中の九州大学大学院 理学研究院
地球惑星科学部門 中島健介先生。
講義中の九州大学大学院 理学研究院
地球惑星科学部門 中島健介先生。
研究発表を行う堀川邦昭氏(OAA木星・土星課課長)

「STBsの後退ジェットストリームの検出」
熱心に聞き入る参加者。

単眼鏡を使って、覗いているのは、中島先生。
熱心に聞き入る参加者。
熱心に聞き入る参加者。
熱心に聞き入る参加者。
熱心に聞き入る参加者。
熱心に聞き入る参加者。

ひじをついているのは、広瀬保氏。
熱心に聞き入る参加者。
佐藤健先生の講演の前に、第2回木星会議が行われた国立科学博物館での集合写真を示し、皆さんの若い姿が注目でした。
1975年の写真のため、約30年もの昔です。
今ここに参加している方のほとんどが、後30年もするとこの世の人ではなくなる年月です。
今のうちに、多くの観測をして後世に残しましょう。
この人が、○○さんで・・と説明する平林勇氏。
佐藤健先生の特別講演
病気のために出席が危ぶまれたが、何とかくることができた。
15cmでの最初のスケッチかな。1958年のかく乱のスケッチが印象に残っている。
ALPOやBAAに連絡を取ってきたので、海外の偉い人と文通をしている。
火星の地名である佐伯の命名のお話や、OAAの表彰、日本天文学会(功労賞)のお話をしていただいた。
高松市生涯学習センター3階ロビーで記念写真を撮影。
横断幕は、四国天文協会顧問、東亜天文学会であり書道家の小島茂美先生によるもの。
小島先生、ありがとうございました。
懇親会
讃岐海鮮料理いけす道楽


懇親会場である「讃岐海鮮料理いけす道楽」での、熊森氏と永長氏
すぐ、星の話になる懇親会参加者。
中島先生を囲んで。
懇親会から参加した野々口氏(右側)。
思わず、ピースサインの藤川繁久氏(彗星観測者:数年前の工藤−藤川彗星ほか多数の新彗星を発見)。

デニング−藤川彗星の検出を昨年試みましたが、発見には至りませんでした。
こんな、藤川さんを見たことがありません。
藤川氏と森下氏。後方に山下氏、細川氏。

森下さん、会議の受付ありがとうございました。
歓談する懇親会参加者。
歓談する懇親会参加者。

米山誠一氏と香西清弘氏。
香西さん、お手伝いありがとうございました。
何か良からぬ話でもしているのでしょうか?

安達誠氏、田部一志氏、平林勇氏。

笑顔の平林奥様(手前)。
鍋を前に斉藤昭氏、米山誠一氏。
前半の会議が終わり、先が見えてきたため、思わずピースの私。
懇親会の会場は、堀コタツ方式のため、楽チンでした。
DVDが当たる”くじびき”を唐澤英行氏にしていただきました。
さらに、盛り上がったことは言うまでもありません。

唐澤英行さんありがとうございました。
佐藤健先生に、締めのご挨拶をいただきました。
ここで、万歳!!

笑顔の阿久津弘明氏
(旭川から遠い所をありがとうございました。)
2006年の木星近況について、堀川邦昭氏と伊賀祐一氏の掛け合いで、解説していただきました。

(mid-SEB outbreak、ovalBAの赤化、白斑Yと白斑Zのマージ、GRSとSTrZ、STrZの暗斑、GRSの縮小、EZsのDisturbance、NEBのfestoonとEB等)
平林勇氏による「25cmによる2005〜06年の土星面の画像観測」と題した研究発表。
自分で撮ったものを、自分で解析してほしいということで、発表。
・眼視観測でじっくり確認する習慣をつけよう。
・過度な画像処理はやめよう。
・画像の意義を考えて撮像しよう。(単波長域画像の撮影)
・光学系の調整と合焦は完璧に。
三品利郎氏による「WinJUPOSの使い方」と題した研究発表。
・位置測定の使いにくいソフトである。
・機能は位置測定
・ドリフトチャート
・展開図の作成が出きる。

このソフトに限らず、解析ソフトは重要。
得られたドリフトチャート。
伊賀祐一氏による「2006年のmid−SEB outbreak」と題して、2005年12月18日に発生したのを永長さんが捕らえ、その後の消長について、解説を行った。
その後、大赤斑後方の白斑群が押しやられて、前方に噴出した。
安達誠氏による「単波長の木星面」と題して、単波長で撮影されている人と、フィルターを一覧表にしたものを例に解説を行った。
有益な波長はどれなのかわからず、解析も方法がわからない。
メタンバンドはみなさんが知っているように有用で、分解能が高いと、詳しい木星面の状態がわ
かる。
田部一志氏による「惑星スケッチデジタル化プロジェクトの進捗状況」と題したデジタル化の状況についてお話があった。
なんとか後世に残したい。また、多くの貴重な過去の記録も残したいとのことで、明治大学分は完了とのこと。
国内で呼びかけて(いろんな方法で)行きたい。海外との連携を図りたい。皆さん協力を!
2日目の会議に聞き入る参加者。
2日目の会議に聞き入る参加者。
2日目の会議に聞き入る参加者。
有名人(前国立天文台海部宣男氏ほか)の木星スケッチの紹介。
大澤俊彦氏の木星展開図。
1971年に発生したSEB攪乱のスケッチ。
平林勇氏のスケッチ。
1993年に発生したSEB攪乱のスケッチ。
瀧本 郁夫氏による「鏡面冷却による筒内気流の改善」と題して冷却FANによって、鏡面を冷却し、筒内気流が有効であるとの実験結果を示し、それでも上空のシーイングが悪い時は諦めるしか無いと発表した。次回の会議に向け、改善項目を洗出してさらに改善したい。
挨拶される小島茂美先生。
小島茂美先生の自己紹介。
「惑星観測の楽しみ」と題したパネルディスカッション。
「惑星観測の楽しみ」と題したパネルディスカッション。
会議の様子を撮影する西山幸男氏。

熱心に聞き入る藤川繁久氏。
中島先生の記念講演を聞き入る参加者。
懇親会場での、鈴木達彦氏、畑中明利氏、
野々口猛浩氏、中島健介先生。
懇親会場での唐澤さん御夫婦、藤川繁久氏。
懇親会場での、畑中明利氏、野々口猛浩氏、
中島健介先生。
宇宙酒を手に乾杯する参加者。
左から、西山幸男氏、三品利郎氏、森下陽子氏、鈴木達彦氏。

皆さんに好評でした。この後、瓶は森下氏がお持ち帰り・・・・・
望遠鏡を持って眺める手つきの畑中明利氏。

何をお話ししていたのでしょうか?。
左から鈴木氏、畑中氏、野々口氏。
畑中氏が盛んに手まね。
懇親会場での、参加者。
懇親会場での、参加者。
懇談中の左から西山幸男氏、細川康彦氏、
三品利郎氏。
立ち上がろうとする田部一志氏。
何か話している細川康彦氏と三品利郎氏。
三品利郎氏の説明を聞く、細川康彦氏。
唐澤英行氏とお話ししている藤川繁久氏。
きっと、彗星の掃索のことでしょう。
さらに、畑中氏が加わり、何を話しているのか?。
説明する畑中氏。
鈴木達彦氏と中島健介先生に囲まれた明治大学の藤本雄太氏。
将来の惑星観測者の重鎮として活躍してくださることを祈ります。今会議の唯一の学生さんの参加でした。次回のダイニックにも来てください。
中島健介先生、緊張しているのでしょか?
談笑する中島健介先生。
佐藤健先生のご挨拶。
万歳!!
木星会議が今後も盛況でありますよう。
次回は、滋賀県のダイニックアストロパーク天究館です。
第30回木星会議高松大会 平成18年9月9日(土)〜10日(日
                                   於いて 高松市生涯学習センター視聴覚室