月惑星研究会関西支部例会・支部通信 No.542007年11月 4日 |
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本来は10月に行うべき例会でしたが、会場がとれず、11月になってしまいました。また、木星会議がある月に重なったため、出席者の少ない例会となりました。やはり、木星会議で出費の重なる時期に例会をするのはかなり無理があったように思いました。おまけに、安達が公務のため4時までしか例会に出席できず、途中から中座しなければならず、申し訳ない例会となりました。 また、安達のノートPCがクラッシュし、手書きの記録となっているため、十分な記録が取れていないことをあらかじめお知らせしておきます。 出席者: 畑中・奥田・林・伊賀・岡本・柚木・福井・安達 以上8名 1 出席者近況
2 木星会議について (安達)ダイニック・アストロパーク天究館あとわずかで木星会議だ。2日間のスケジュール表が出来上がった。時間ごとの内容を紹介。どんな予定かを説明した。会場は天究館の本館を使い、会議も食事も懇親会も同じ会場で行うことを連絡した。伊賀さんの参加について、全員で支援することを確認した。 講演会は、われら月惑星研究会の大先輩の講演となっている。太陽系の新しい姿を解説していただくことになっており、一般の市民も含めて楽しみな講演会となるだろう。講演の費用など、後援をいただき、財政的には問題なく行えることを報告した。 会議の協賛としては、ダイニック・アストロパーク天究館。後援は、滋賀県教育委員会・多賀町教育委員会の支援を得た。会議では多賀町町長が挨拶にこられる。PRには琵琶湖放送のローカルテレビでの放送。中日新聞など地元に広く購読されている新聞への広告、および、地元の小中学校へのビラの配布も行った。 会議の司会は大方は安達が行うが、木星のまとめは堀川さんに依頼した。問題は研究発表で、数が少ない。今からでも間に合うので、出席者で誰か研究発表を行ってほしい。 話し合いの結果、福井・柚木・安達が何か用意することで話がまとまった。 3 支部のWebについて (伊賀)夏にWebページの乱れたことがあった。池村さんとメールでやり取りしたが、今の状況で池村さんだけがWebページを維持することは、このままでは無理が出る。なんとか早急に対策を講じないといけないと思われる。この件は、前からの懸案であるだけに、今度の木星会議には、機会を見て話し合えないかと思っている。 例会では、いろいろと討議を重ねました。結論的に1月の例会のときに、池村さんのソフトをみんなで使ってみて、勉強することにした。一人でも多くの協力者を作るためだ。
4 火星の近況(安達)北極冠の動向について三品さんが、MLにいろんな情報を流してくださいっているので、ずいぶん勉強になっている。ときに、最近の北極地方の様子には注意が必要だ。特に北極冠の形成については、一気に形成されるのか、はたまた徐々に形成されるのか、観測から結果の出せるような状態になってきた。肉眼ではわからないだろうが、画像(時にIRとR)でかなりはっきりするのではないかと思われる。 5 木星の近況(伊賀)伊賀さんが木星会議用に作られたものを見ながら、最近の木星のまとめを行った。詳しい内容は、この通信とともに公開される画像をごらんいただきたい。 (1)STrD-17月初旬にSEB攪乱が起こり、その後暗斑が次々とSTrD-1に近づき、循環気流にのって反転する現象が見られた(8月12日のRogersの報告を見ながら説明)。 Uターンした後、いくつかの暗斑で合体が観測された(ab、de、fg)。 BA通過の際に緯度の低下が認められ、帯状流の影響で速度が落ち、後の暗斑が追いついて合体したのでは?暗斑の動きの解析は木星会議でも話題になるだろう。 (2)SEB Revival堀川さんの天ガ用レポートを使って解説。SEB攪乱はおとなしくなった。GRSの淡化もない。来年あたり再度攪乱が起こってSEBの濃化が見られるのでは? STrD-1も弱まった?最近の画像(10/29)では形が崩れつつあるようだ。 事務連絡
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