●STBの活動
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永続白斑とその付近の白斑群
1996年7月24日
I=54 II=253
H. Asada
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永続白斑とその付近の白斑群の変化
永続白斑DEを基準とした展開図
スケッチ:M. Adachi 展開図:Y. Iga
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3月に入るまでは、どの観測者もよい条件での観測が出来ず、LEBSの位置や形態の変化についてはしっかりと捕えられていないが、4月に入ってLEBS周辺にたくさんの白斑やnotchのある様子が捕えられ始めた。BCとDEの中間に1つ、さらにDEとFAの間に2つの白斑が見つけられた。各々BCとDEの間の白斑から順にWS1,WS2,WS3と記号を統一し、シーズンを通して追跡した。
BC DE FA
-O--O---o---O---
_____O________O_____
WS1 WS2 WS3
木星会議で命名された白斑群
HSTによる白斑群
1996年10月
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経度変化はLEBSとほぼ同じで、目立った動きはなかった。形状も楕円形になったり、notchになったりを繰り返したが、概ね目立った変化はなかった。写真ではいずれもLEBSとよく似た形状に写ったが、メタンバンドで撮影すると、LEBSはよく写るが、これらのWSはほとんど写らず、木星表面上での高さの異なる様子が捕えられた。
STBはシーズンを通して大きな変化はなく、LEBSとGRSの間がはっきりと捕えられた。BCの前方は小さな口径の望遠鏡では捕えられないが、中口径以上の望遠鏡では捕えることができた。とくにBCの前方はシーズンの後半まで少しずつ濃化伸長していった。
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