1997年8月 2日の木星
安達 誠・伊賀祐一・忍穂井幸夫・堀川邦昭・張替 憲
1997年 8月 2日の観測
安達 誠
(600mm Newtonian, drawing)
1997.08.02 14h56m(UT)
I= 67.0 II=292.0
ダイニックの60cmでのカラースケッチ。(注:デジカメ撮影のためカラーバランスがあっていません)
60cmではNTrZsのやまぶき色は弱く感じられる。60cmだからこうなのか、経度変化なのかは不明。
barge、notchともによく見える。昨日の経度よりも濃い。
SSTBは灰色で淡いtoneの連続になっている。
30cmではNTBやSSTBは茶色に見えたように思うが、60cmではgrayだった。
SEBはこげ茶色。SEBs、SEBn共にdark spotのchain。
NEBは茶色に赤が混ざった色合いをしている。
NTBは灰色にわずかに茶色。
NTBsにprojection。三角形のフカヒレ状。
NPRに淡い大きなdark section有り。
伊賀祐一
(280mm Schmidt-Cassegrain, drawing)
1997.08.02 13h15m(UT)
I= 4.6 II=230.3
7月24日以来の晴れ間。まだ木星の高度は低い。
SSTBが見えているのか?
SEBは全体がshade状で濃い。
NEBnのCM付近にbarge。その前方にはnotchがあるが、すでにbayといった方が良いかもしれない。
NEBnは細いひも状に見えている。
NTBはくっきりと見える。
1997.08.02 13h52m(UT)
I= 27.1 II=252.6
STB〜SSTBへシフトしている箇所。これより後方のSTBも淡く見える。
SEBは全体が濃くshadeされている。CM後方からSEBsが暗斑状になっている。
NEBnの右にbarge-notch-bargeのtriplet構造が見える。notchはriftに見えてきた。
NTBはCM右からやや太く見える。
NTZのCM左には暗柱が2本見える。
堀川邦昭
(160mm Newtonian, drawing)
1997.08.02 14h28m
I= 50.0 II=275.0
CM後方のSEBの白斑はSEBnを分断し、明瞭だが形ははっきりしない。右端近くの白斑の方が大型。
STB以南はコントラスト低い。
EZの黒点はIV shade。
忍穂井幸夫
(200mm Newtonian, drawing)
1997.08.02 14h20m(UT)
I= 44.2 II=269.7
NEBnのCM後方にBarge-Notch-Bargeの3連構造がある。Bargeは濃さがやや薄れている。CM前方にもBay状の凹みがある。
1997.08.02 16h00m(UT)
I=105.2 II=330.0
張替 憲
(260mm Newtonian, CCD-Tech. CCD10)
1997.08.02 13h35m(UT)
I= 17.5 II=243.0
1997.08.02 14h11m(UT)
I= 39.4 II=264.8
1997.08.02 15h12m(UT)
I= 76.6 II=301.7
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