1997年8月11日の木星

浅田秀人・伊賀祐一・堀川邦昭・松田裕一


1997年 8月11日の観測

浅田秀人 (305mm Newtonian, MUTOH CV-04 CCD Camera)

1997.08.11 14h11m(UT)
I= 22 II=179
1997.08.11 15h22m(UT)
I= 65 II=221


    強調処理を行なった画像
  • STBはII=150から大きく南へシフトして、185が後端。
  • RS後方のSEBsに被さるdark-streakの後端はII=155付近。また、そこから後方240付近までSEBsは凸凹が多く見られる。
  • SEBZ-bandはII=160〜270(?)で濃度がある。
  • NTZのII=200付近に幅約10度のarea有り。


伊賀祐一 (280mm Schmidt-Cassegrain, drawing)


1997.08.11 13h29m(UT)
I=355.4 II=152.4

  • SPR〜STBまでshade状で何らbeltも見えない。
  • STBが南へ湾曲している。
  • CM前方のSEBZは斜めに白い領域があり、SEBsとSEBnを分離している。SEBnはCMやや前方の位置から後方で中央組織が濃くなる。CM付近のSEBnに2個のcondensationがある。
  • CM付近のEZnのfestoonは濃く、その前後にplume状の白斑を伴う。
  • NEBn中央にbarge(II=156.6°)。bargeのすぐ南のNEBZにrift状の明領域がある。bargeから前方のNEBnに白斑群があり、最も左のものはnotchのようだ。
  • NNTBにWS(II=154.8°)があり、gapが見える。そのすぐ北のNNTZにdark sectionが2ヶ所見られる。


堀川邦昭 (160mm Newtonian, drawing)


1997.08.11 13h06m(UT)
I=342.3 II=139.1

  • 久々の好シーイング。
  • NEB北縁はかなり凹凸があり乱れている。
  • ω2=170°付近のNEBnの小白斑はかなり不明瞭になっている。


松田裕一 (Drawing)


1997.08.11 12h06m(UT)
I=305.7 II=102.8
Seeing:6/10 Transp:3/10


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