1997年 9月 4日の木星

安達 誠


1997年 9月 4日の観測

安達 誠 (310mm Newtonian, drawing)


1997.09.04 11h50m(UT)
I=127.8 II=102.0

  • DE、FAともにとても明るい。
  • SEBZのovalはCMを3〜4分過ぎていた。明るくよく目立つ。いつもと同じ見え方をしている。
  • SEBZのCM(II=102.0°)に明らかに2本のcolumnが見られる。
  • SEBsのedgeはモヤモヤしていてとらえどころがない。
  • EBは少し濃く描きすぎたが、東西にわたってよく分かる。
  • NTZのshadeの部分は時々columnが見えるが、目立つほどのものではない。
  • シーイングが悪く、NEBn or NTrZBははっきりとは形状はわからない。


1997.09.04 12h46m(UT)
I=162.0 II=135.8
  • STBnのedgeはよく分かるが、南組織はSPRのshadeに埋もれて存在はよく分からなくなってしまっている。II=200°付近の淡化部までのSTBがつかみ難い。STZがやたらと暗い。
  • STrZにWSのchainがあるが、はっきりとしない。
  • NEBnのCM左のnotchは明るく存在がよく分かる。CM右のbarge(179.1°)は、かなり赤味が強い姿で存在している。


1997.09.04 13h38m(UT)
I=193.7 II=167.3
  • STB〜SSTBの形が面白い。中間のbright streakは明るく、よく目立つ。
  • SEBsの中央には小さなWSが見られている(II=173.3°)。
  • EZnのCM付近に非常に明るいoval(I=200.4°)があり、すぐ左側のものも小さく傾いてはいるが、明るさは劣らず明るい。
  • NEBnのnotchはやたらよく目立つ。


1997.09.04 14h44m(UT)
I=233.9 II=207.1
  • STrZの中央にbeltが1本あるような気もするが、はっきりしない。
  • SEBsにはいくつもの大小様々なWSがたくさん見られる。かなり活発であり、ものによっては追跡できるものがあるだろう。
  • NEBnのnotchはかなり大きなbayに見える。


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