April 23, 1997 19h46m(UT) I=129.8 II= 43.8
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4月23日:堀川邦昭
- 例の白斑は、前端部が濃くこぶ状に盛り上がって見える。白斑本体はぼんやりして4/11よりも目立たない。後端部も小さなprojection状でRS bayと分離できる。
- RSは相変わらず赤みなく、輪郭はぼやけているが、後ろ半分は明るいchannelによってSEBsから分離できる。
- STBは淡化し、代わりに拡散したSSTBが見えている。
- NEBは幅広く、内部には濃淡があり、今シーズンもriftの活動が続いているよう。北縁にはbargeのような暗部がいくつか見える。
- NTBは4/22には確認困難なほど極めて淡かったが、4/23は淡いながらもよく見えた。
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May 5, 1997 19h17m(UT) I=206.4 II= 29.1
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5月 5日:堀川邦昭
- STrZの白斑は前端部のprojectionがよく目立つ。本体はRS前方のSEBsが凹んでいることでわかる。RSの左下がやや明るく見える。衝突が始まっているのか??
- RS本体は淡く、輪郭がはっきりしない。
- EZには濃く、大きなfestoonがあり、悪条件下でもよく見える。
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May 10, 1997 19h16m(UT) I=275.2 II= 59.7
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5月10日:繭山浩司
5/10 19h16m U.T. 2系59.7 に観測しました。RSが中央に位置しており、STrZの白斑がRSbayの前端に見ることができました。白斑と言っても輝度は感じられず、RSbayの角が凹んで見られるだけです。RSはかなり淡くなっていますが、南側はやや暗く感じられます。RS中央のC.M.T.は59.7でした。SEBはRS前方の方が濃く、RS後方ではSEBZがやや明るく観測されました。
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May 15, 1997 18h27m(UT) I=314.8 II= 61.4
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5月15日:堀川邦昭
今朝は大赤斑付近を見るために3時起きをしました。シーイングは今ひとつでしたが、大赤斑と白斑の会合の様子を見る事ができました。しかし、4時頃になったら、霧が出てきて、わずか10分くらいの間に何も見えなくなってしまい、永続白斑を確認することはできませんでした。
- 例の白斑は着実に大赤斑に食われているようで、RS bayの前端部に軽微な凹みがあるのみ。明るさも感じられない。RS bayの前端が少しダレているだけのように見えることもある。
- 大赤斑本体は意外にも薄暗く見える。南縁がシャープで、後端はSEBに接していない。内部は一様で、白斑の侵入を思わせるような濃淡は見られない。
- 大赤斑後方のSEBは、やや明るい部分もあるが、明瞭な白斑状の模様は見られない。
- ω2=70°付近から後方でNTBが北に下がりNNTBへとシフトしているようだ。4/26の観測では100°付近から後方だった。前進しながら淡化部が拡大しているのだろうか。
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- ※速報のため、コピーからのスキャンによって画像が劣化しています。
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