ALPO-Japan: Jupiter Section (May 23, 1998)

1998年 5月23日の木星

安達 誠・池村俊彦・堀川邦昭


May 22, 1998

●概況


池村俊彦 T.Ikemura (310mm Newtonian, Digital Camera NEC Picona)


No.19 1998/05/22 18:53(UT)
I=354.8 II=143.1
Ds= +1.7゜Dia=37.32"
31cm F5 ニュートン
F32 2゜プリズム DR-655フィルター使用
NEC PICONA 1/7秒 4枚コンポジット

極端な画像処理を適用
  • シーイング、透明度とも4/10で悪く、薄雲が厚くなってきて、撮影を終了しました。
  • NEB?のCM付近に異常に大きな茶色のしこりと青色の跳ね出しがあります。こういうのをなんていうのでしょうか。
    茶色の模様はNEBnのBarge、青色の模様はEZsのFestoonです。(伊賀)
  • SEBの左半分には、中に白い筋がはいっていて、CMに近づくにつれてうすくなっています。
  • 眼視ではシーイングの揺れるなか、ここまで気が付くゆとりもなく、こうしてじっくり写真を見て気が付く事ばかりです。



No.20 1998/05/22 18:55(UT)
I=355.8 II=144.1
Ds= +1.7゜Dia=37.32"
31cm F5 ニュートン
F32 2゜プリズム DR-655フィルター使用
NEC PICONA 1/7秒 4枚コンポジット

極端な画像処理を適用


安達 誠 M.Adachi (310mm Newtonian, Drawing)


No.11 1998/05/22 18:10(UT)
I=329.0 II=117.4
Seeing:3/10 Transp.:2-1/5 x360
  • STBはかろうじて存在がわかる程度しか見ることができない。
  • SEBsはCMより前方でSEBsのベルトとして見えているが,後方ではSTrZとの境界がはっきりしない。
  • SEBZの中の暗塊はいくつも見られて活発な様子が見て取れる。
  • NEBnのBargeはとても大きくよく目立つ赤色も感じられる。


No.12 1998/05/22 19:08(UT)
I= 4.4 II=152.4
Seeing:3/10 Transp.:3-0/5 x360
  • SSTBは北組織,南組織ともによく見える。
  • SEBはCMやや前方に大きな,plume程度の大きさの輝く白斑があるように見えるときもあるが,シーイングが悪く確認するに至らなかった。
  • EZは何が何だかよくわからない。


堀川邦昭 K.Horikawa (160mm Newtonian, Drawing)


No.8 1998/05/22 18:58(UT)
I=358.3 II=146.5
Seeing:5/10 Transp.:1/5 x200
  • シーイングはまずまずだが透明度悪い
  • SEBは各所に濃淡が見られるが、今ひとつよくわからない
  • CM上のfestoonは太く大きい
  • CM右でNTZが暗く、NNTBもはっきり見える
CMT観測 (時刻はUT)
6. 1998/05/22 19:01EZ-N DFESTC1 0.1


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