ALPO-Japan: Jupiter Section (July 2, 1998)

1998年 7月 2日の木星

堀川邦昭・小山田博之


July 2, 1998

●概況
堀川氏のNo.16のスケッチには、FAが捉えられています。また、NTBsには、北温帯流-Cに属するDark Projectionが観測されています。

堀川邦昭 K.Horikawa (160mm Newtonian, Drawing)


No.16 1998/07/01 17:22(UT)
I=134.5 II=338.0
Seeing:4-5/10 Transp.:3-4/5 x200
  • FAは輝きなく不明瞭
  • SEB活動域はFA北側より前方だが、CM付近もやや明るくなっている
  • CM後方でNTB太く、NTZ暗くなっている
CMT観測 (時刻はUT)
20. 1998/07/01 17:20NTBS DPROJC1133.3
21. 1998/07/01 18:00EZN DFESTC1157.7


小山田博之 H.Oyamada (200mm VISAC, Drawing)

No.12 1998/07/01 16:56(UT)
I=118.6 II=322.4
Seeing:5-4/10 Transp.:5-6/10

  • SEB:Mid-SEB Outbreakが発生している経度(U=320)より後方では、SEBZからSEBsにかけて濃化している。
  • STB:永続白斑(FA)後方から幅も広く、濃化している。
  • 永続白斑(FA): STBがとぎれたところに白斑があるという感じである。
  • Mid-SEB Outbreak:一番後方部分。しかし、SEBZには白斑と言うよりは、白斑にちかい明部が連なっているように見える(シーイングのせいか)。その明部より前方では、SEBsが濃くなっている。一方明部より後方では、SEBsばかりでなくSEBZも濃く見えました。


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