August 9, 1998

●概況

永続白斑BEとFAが観測されました。FAははっきりとしたOvalとして見えていますが、BEはずいぶんと拡散状で形がはっきりしません。BEとFAの間のSTBsの濃化部は、前端部が後退して長さが短くなっています。

Mid-SEB Outbreakの後端部の活動は穏やかになり、わずかに270度付近に白斑が認められるだけです。

根市満之　M.Neichi (200mm Newtonian, Digital Camera NEC Picona)

S=8/10 T=8/10

東北地方は記録的な長梅雨で、ここ2週間まったく撮像できませんでした。この日も夏の良シーイングとまではいきませんでしたが、色ずれ補正用にコーティング処理済かつ片面メニスカスプリズムを使用したテストも兼ねて撮像しました。明らかに像はクリアです。メニスカスの影響は特にないようです。

林　敏夫　T.Hayashi (355mm Schmidt-Cassegrain, Drawing)

• SSTBのCM付近に白斑か？