ALPO-Japan: Jupiter Section (January 4, 2000)

2000年 1月 4日の木星

池村俊彦
T.Ikemura


January 4, 2000(UT)

Summary
EZs White Spot: 池村氏のNo.210の画像に、EZsの第1系で260度に長さ20度ほどの大きな白斑が見られます。前後のEZsには暗斑を伴っています。また、このEZsの白斑の右上はSEB内の明部につながっているようにも見えます。

SEB: SEBsの暗斑群は第2系で200度まで続き、これより後方では活動は穏やかになって、所々にSEBsの暗斑が見られます。

NEB: NEB内にはRiftが見られ、またNEB北縁は波打っているように見えます。


Toshihiko Ikemura (310mm Newton, Digital still camera NEC Picona)

No.210 2000/01/04 11:13:30(UT)
I=282.3 II=236.1 III=118.5
De=+3.1 Dia=42.18"

310mm Newton(F5)
TeleVue barlow 5x (f/37)
NEC PICONA 1/7sec
5 frames composite


No.211 2000/01/04 11:17:50(UT)
I=285.0 II=238.7 III=121.2
De=+3.1 Dia=42.18"

310mm Newton(F5)
TeleVue barlow 5x (f/37)
NEC PICONA 1/7sec
4 frames composite

Comment:
EZnに2つの大きなフェストーンがあると見るべきか、大きな白斑を抱え込んでいると見るべきか。
このフェストーンの根元の黒さは異常に濃く、フェストーンの伸び方も長く、大規模に見えます。
何か、普通ではないように感じます。

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