|
悪条件でよくわからない。北極冠は小さくなったが、まだ見落とすほどではない。R光でテムペが明るく、B光では広い範囲で朝霧が明るい。 |
|
好条件で、大シュルティス〜子午線の湾の地形がよくわかる。R光で北極冠を取り巻く暗色模様が目立つ。 眼視観測では北極冠よりもヘラスが明るい。また、ヘラスはやや黄味を帯びている。朝霧は小さい範囲で明るさは北極冠に及ばない。 |
|
昨夜とほぼ同じ好条件。霧は夕霧が目立ち、朝霧は殆ど見えない。 |
|
ヘラスが最も見やすい経度であるが、北極冠より確実に明るい。西端はエリュシウムが明るく、夕霧状の明るさではない。北半球のウトピア〜ボレオシュルティスを地形図と等しい形に捉えた。 |
|
北極冠がわかり辛い。エリュシウムが相変わらず明るい。 |
|
悪条件(Tra.1/5)で、眼視で北極冠が見えない。しかし暗色模様は細かいものまで全面よく見えた。この火星面で最も明るいのは画像が示すとおり、エリュシウムである。 |
|
眼視観測で、アルカディア地方の夕霧が大変明るく、北極冠に匹敵している。画像では小さな白点状だが、眼視でも同等。朝霧は広い範囲で薄明るいが、R光では全く捉えていない。 |
|
条件がやや悪く、画像では南半球がぼけている。眼視、画像ともプロポンティスIが最も目立っている。 |
下の画像は、UNIXで稼動するxephem(Version3.0)を利用して、浅田氏のCCDイメージを再現してみました。いかに細部まで撮像されているかが良く分かります。
(火星像の周りの白点は方角を示しています。下が北、左が西です。)