1998年12月26日の火星

安達 誠


Makoto Adachi (310mm Newtonian, Drawing)

No. 1 1998/12/26 21h10m(UT)

CM=111   De=+23   Ls=75  Dia.=6.1"
310mm Newtonian, x390
S:3/10  T:4/5
No. 2 1998/12/26 22h00m(UT)

CM=123   De=+23   Ls=75  Dia.=6.1"
310mm Newtonian, x390
S:6/10  T:3/5


Xephem 3.0によるシミュレーション

 Ls=75°に当たります。経度では大陸Amazonisu(アマゾニス)が中央に占める最も観測のやりにくい経度です。たまたま観測を始められる日がこの日だったので,最も厳しい観測のスタートとなりました。北極冠はしっかり確認できました。目だった点はSOLIS LACUS(ソリス湖)付近に雲でもあるのか明るくなっていたことと,大陸Amazonisu(アマゾニス)の東のはしの大陸のArcadia(アルカディア)付近が暗くなっていました。この部分は毎回同じように暗くなりますが,今回はやや淡くなっているのではないかと思います。(文責安達)

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