1999年 2月 6日の火星

池村俊彦(Toshihiko Ikemura)


Toshihiko Ikemura (310mm Newtonian, Digital still Camera NEC PICONA)

1999/02/06 19:46:46(UT) Ls= 93.73゜CM= 50.13゜De=+17.88゜Dia= 8.36"

31cm F5 ニュートン
テレビュー5Xバーローレンズ 2゜プリズム
合成 F49   NEC PICONA 1/7秒   4枚コンポジット
                                             
この画像は私の今期最良の、眼視イメージだと思います。
なお、今回の画像は元画像から1.41倍に拡大しました。
(強調画像:作成伊賀)

1999/02/06 21:27:00(UT) Ls= 93.77゜CM= 74.53゜4枚コンポジット
           21:30:26(UT) Ls= 93.77゜CM= 75.37゜3枚コンポジット

De=+17.87゜Dia= 8.37"
31cm F5 ニュートン
テレビュー5Xバーローレンズ 2゜プリズム
合成 F49   NEC PICONA 1/7秒 

(強調画像:作成伊賀)

今日の火星(安達 誠)

良い気流に恵まれてMARE ACIDARIUM(アキダリウム)からSOLIS LACUS(ソリス)あたりの様子がよく確認できました。とりわけ今回の画像ではSOLISのすぐ北にあるAgathodaemon(アガトダエモン)がかなり鮮明に見えることがわかったと思います。強調画像ではありますが,これだけ出るということは,肉眼的にもはっきりしていると,思われます。

Aurorae Sinus(オーロラ)とMARE ACIDARIUMとの間のXanthe(クサンテ)が例年よりも暗くなっているように見受けられます。近くにLUNAE LACUS(ルナ)がありますが,この位置よりも幾分Xantheよりに思われます。強調画像だけでなく,普通の画像でも確認できることからこの部分は視直径が大きくなってから確認する必要があると思います。


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