1999年 2月20日の火星

上野友久(Tomohisa Ueno)


Tomohisa Ueno (150mm Newtonian, FUJI G400Ace)


1999/02/20
Ls = 99.6゚ CM=253.8° De =+16.5゚ Dia = 9.4"
望遠鏡:自作15pF8反射、 赤道儀:タカハシJP
接眼レンズ:KYOEI Or4o、 合成F192
フィルム:フジ G400エース
露出時間:7秒(鏡筒開閉)
カメラボディ:オリンパス OM-1

強調画像作成:伊賀
※原画像を2倍に拡大しました。

今日の火星(安達 誠)

視直径がいよいよ10秒近くになり,火星の模様の様子もつかみやすい季節に入りました。今回の画像は,北極冠が写っていないところを見ると,気流がいま一つよくなかったようです。

注意して見るとMARE CIMMERIUM(キンメリア)が写っていますが,それに比べてSYRTIS MAJOR(シルチス)がほとんど感じられません。したがってこの付近に淡い雲がかかっている様子がうかがわれます。また,HELLAS(ヘラス)のあたりにも雲が見られ,明るくなっている様子がよくわかります。


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