| ||||
|
| ||
1999/04/11 13h54m(UT) Ls=122.79゜ CM= 97.88゜ De=+16.80゜ Dia=15.13" 280mm Schmidt-Cassegrain, LV15mm拡大 NEC Picona 1/7 sec, 5 images composite Seeing:5/10 Transp.:2/5 | ||
| ||
| ||
| ||
1999/04/11 14:49:46-14:51:08(UT) Ls =122.81゜CM=111.82゜Ds=+16.81゜Dia=15.14" 210mm F5 Newtonian 4 composite Digital Camera NEC Picona 1/7" 強調画像作成:伊賀 |
| ||
1999/04/11(UT) Ls = 122.8°, De = +16.8°, Dia = 15.1" 15h21m08s(UT), CM = 119.2°, 15 flames composite 15h32m00s(UT), CM = 121.8°, 10 flames composite 16h41m40s(UT), CM = 138.8°, 9 flames composite 17h21m34s(UT), CM = 148.5°, 7 flames composite 18h02m34s(UT), CM = 158.5°, 7 flames composite | Telescope : C11 (SC) D=280mm fl=2800mm Camera : Minolta DimageEx1500 Digital Camera taking lens removed Effective F No.: 43 (Or18mm Eyepiece Projection) Filter: IR cut & Lowpass built-in the camera Obs.site : Mozuhonmachi Sakai-City Osaka Japan Exposure : 1/8 sec Seeing:3/10--2/10 Trans 3/6 | |
Image Processing:
|
青色強調画像はこちら (JPEG 50KB) | |
Remarks:
|
火星が東の空から姿を現わしたころから夜半過ぎまで(CM=50°から140°)までは赤道地方に東西にある程度の広がりを持った雲が点々と連なっていました。とりわけXanthe(クサンテ)からTharusis(タルシス)あたりの雲は顕著で眼視でも一見して明るい帯に見えました。この雲の下にGANGES(ガンゲス)がかろうじて確認できました。従ってそれほど厚い雲では無かったようです。 今回の観測ではSOLIS Lacus(ソリス)が非常に濃く見えたことが大きな特徴としてあげられます。夏にはこのあたりは大きな雲は出にくいところではありますが,これほど濃く見えるのは珍しいことだと思います。また,東西に伸びる雲の南縁にかろうじてAgathodaemon(アガトダエモン)が,濃く観測できました。 Arcadia(アルカディア)からAmazonis(アマゾニス)にかけて存在する大きな火山には各々雲がかかっているのが見られましたが,今回はNix Olympica(オリンピア山)の雲は余り明るく無かったようです。 南極地方の雲はMARE SIRENUM(シレーン)の方に広がっており,雲に隠されて非常に見えにくくなっていました。Arcadia(アルカディア)付近には雲がかかって位置が取りにくかったようです。北極冠は小さくなっていますが,まだまだ健在でした。 |