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1999/04/20(UT) Ls = 127.1°, De = +18.1°, Dia = 15.8" 14h20m00s(UT), CM = 25.2, 8 flames composite 16h52m47s(UT), CM = 62.5, 14 flames composite 18h15m17s(UT), CM = 82.6, 7 flames composite 18h44m33s(UT), CM = 89.7, 9 flames composite | Telescope : C11 (SC) D=280mm fl=2800mm Camera : Minolta DimageEx1500 Digital Camera taking lens removed Effective F No.: 43 (Or18mm Eyepiece Projection) Filter: IR cut & Lowpass built-in the camera Obs.site : Mozuhonmachi Sakai-City Osaka Japan Exposure : 1/15 sec Seeing:2/10 Trans 1-2/6 | |
Image Processing:
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青色強調画像はこちら (JPEG 67KB) | |
Remarks:
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1999/04/20 14:24:44-14:25:20(UT) Ls =127.07゜CM= 26.41゜Ds=+18.06゜Dia=15.85" 210mm F5 Newtonian 4 images composite Digital Camera NEC Picona 1/7" 強調画像作成:伊賀
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1999/04/20 14:50:04(UT) Ls=127.07゜ CM= 32.53゜ De=+18.06゜ Dia=15.85" 20cm F8ニュートン反射(苗村鏡) テレビュー3Xバーローレンズ 合成F24 NEC PICONA 1/7秒 2枚コンポジット アンシャープマスク処理 2°プリズム 透明度 8/10 シーイング 7/10 強調画像作成:伊賀 (こちらで拡大した画像としました)
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Tharsis(タルシス)からChryse(クリセ)方面に向けて流れていった雲はすでに見えなくなってしまいました。結局のところ3日だけの追跡となりました。 画像の両端は東側がArabia(アラビア)で,西側はTharsis(タルシス)に当たります。ここしばらくの間,砂漠地方には常に朝に夕に霧が発生して火星像のリムが明るくなっている様子が捉えられています。一つの傾向としてあげることができると思います。 南極方面には淡いフードがかかり,やや明るくなっているようすが捉えられています。ここ数日間ずっと,同じ傾向が続いているようです。これから先明るく成る様子に注目したいところです。Noachis(ノアキス)に明るい雲が発生しています。この部分は火星の中でもっとも黄雲に注意しなければならない地方に当たります。今後は良く見える位置になりますから十分注意が必要です。 Meridiani(メリディアニ)やSABAEUS(サバエウス)が非常に濃く見られる様になりました。火星の模様の中でももっとも特徴のある部分に相当しますが,残念ながらMeridianiは2本にはまだ分解できなかったようです。しかし,そのすぐ西側にあるOxia Palus(オキシア)が非常に濃く,良く捉えることができました。前回のシーズンよりも随分濃くなったようです。 |