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1999/05/06 12h58m(UT) Ls=134.76゜ CM=225.19゜ De=+20.47゜ Dia=16.12" 350mm Schmidt-Cassegrain BITRAN BJ-30L Cooled CCD Camera R-filter, 1/8sec, Single image | |||
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1999/05/06 13h10m(UT) 4 images composite Ls=134.76゜ CM=227.66゜ 13h34m(UT) 3 images composite Ls=134.76゜ CM=233.93゜ Ds=+20.47゜ Dia=16.12" 210mm F5 Newtonian Digital Camera NEC Picona 1/7" 強調画像作成:伊賀
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1999/05/06(UT) Ls = 134.8, De = +20.5, Dia = 16.1" 13h41m15s UT, CM = 235.7, 4 frames composite 14h39m08s UT, CM = 249.9, 8 frames composite 14h48m20s UT, CM = 252.1, 3 frames composite 15h42m40s UT, CM = 265.3, 3 frames composite 16h29m36s UT, CM = 276.8, 5 frames composite Telescope : C11 (SC) D=280mm fl=2800mm Camera : Minolta DimageEx1500 Digital Camera taking lens removed Effective F No.: 43 (Or18mm Eyepiece Projection) Filter: IR cut & Lowpass built-in the camera Obs.site : Mozuhonmachi Sakai-City Osaka Japan Exposure : 1/8 sec and 1/4 sec Seeing:5-4/10 Trans 3/6 Image Processing:
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青色強調画像はこちら (JPEG 96KB) |
中央付近にElysium(エリシウム)が目立つ経度になりました。一見してElysiumに目立つ雲のあるのが分かります。よく見るとElysiumの北側が明るくなっており,雲の中心部が北に片寄っていることが分かります。一般的にこの位置にできる雲は余り移動せず,地形的な雲であることが知られています。Elysiumの北縁にはChaos(カオス)という昔で言うと運河がありますが,その模様が北縁を形作っているので位置がはっきりと確認できます。 気になる北極冠ですが,眼視的にはまだ小さな光斑として確認できました。かろうじて存在しているといった感じがします。今後の変化は気流がよくないとつかめないと思います。 西のはしからはSyrtis(シルチス)が出てきています。青っぽく感じられるのは霧が覆っているからです。明け方はいつもこの様な姿になって見られます。標準的な姿だと言えるでしょう。反対の東側はAmazonis(アマゾニス)地方一帯を見ることができますが,このあたりは夕霧に覆われているのが確認できますが,これも通常の変化です。 南極地方は輝きの低いフードが出ており,これから発達してくるものと思われます。 |