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1999/06/04(UT) Ls = 149.2, De =+23.1, Dia = 14.0 13h32m30s(UT), CM = 334.4, 12 frames composite 14h27m27s(UT), CM = 347.8, 20 frames composite 15h06m41s(UT), CM = 357.4, 22 frames composite 15h37m17s(UT), CM = 3.9, 7 frames composite | Telescope : C11 (SC) D=280mm fl=2800mm Camera : Minolta DimageEx1500 Digital Camera taking lens removed Effective F No.: 40 (XP24mm Eyepiece Projection) Only 15h37m UT images F No.25 because of the transparency became bad. Filter: IR cut & Lowpass built-in the camera Obs.site : Mozuhonmachi Sakai-City Osaka Japan Exposure : 1/4 sec Seeing:6/10 Trans 2-1/6 | |
Image Processing:
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青色強調画像はこちら (JPEG 90KB) | |
Remarks:
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新川さんの画像は特に青に強く,火星面の雲の状態を非常によくとらえています。全体的に紫がかったところに淡い雲がベールのようにかぶさっているということになります。いずれの画像も北半球よりも南半球のほうが紫の部分が多く広がっており,南半球に水蒸気がたくさん集まって来ている状態がよく捉えられています。 北極地域は明るく写っていますが,肉眼ではこの様に明るくは見えないだろうと思います。青色に敏感だからこその画像だと思いますが,この画像を見ると,まだ,北極地方で大気に水蒸気の補給されている様子がわかります。また,南極地方のフードよりも明るいことを注目したいと思います。まだ,南極地方はそれ程でもないということでしょう。 |