1999/08/12(UT) 10:35:48(UT) CM=358.56 10:43:08(UT) CM= 0.35 Ls=186.60 De=+16.86 Dia= 8.72" 310mm Newton(F5) TeleVue barlow 5x f/50, 3 deg. prism, NEC Picona 1/7sec, compoiste image (強調画像:作成伊賀)
この辺りの南極冠はほとんど見ることができないことから,南極冠はどうやら遍心して形成されているのではないかと思われます。北極地方の雲も8月8日にはかなりはっきりと見えていましたが,今日は明るさはうんと低く目立たなくなってきました。
周辺部ではHellas(ヘラス)が見えているはずですが,全く明るくない状態になっており,この付近の大気の中の水蒸気量がずいぶん減少したことを示しています。したがって,赤道地方の模様も淡くベール状に広がった雲に覆われることもなく,非常によく捉えられています。