火星 月惑星研究会 関西支部 (最新)

ALPO-Japan Latest
Mars Image 2001/05/16

風本明,西谷輝昭,伊藤紀幸,奥田耕司

A.Kazemoto,T.Nishitani,N,Ito,K.Okuda


解説(安達)  南極フードはノアキス(Noachis;350°,-40°)付近がやや明るくなったように思われます。
 また、リビヤ(Libya;270°、0°)付近に夕霧らしき光斑が観測されています。昨日明るかったクリセも明るく、リビヤと比べて好対照でした。今シーズンの特徴的な変化としてはパンドラ( Pandorae Fretum;350°、-10°)が南に寄った見え方になっています。今回の観測でその様子がよくとらえられました。
Explanations M.Adachi
Noachis region of the SP hood becoming bright. Libya was covered by evening mist. Cryse region was bright, too. The Pandrae Fretum shfted to south.


Akira Kazemoto(203mm Newton, Digital still camera NEC PICONA)
快晴でしたがシーイングは良くありませんでした。
5枚の画像のうちましな一枚を送信します。
シーイング 4/10    ≪京都府久世郡 風本 明≫

Teruaki Nishitani (210mm Newton, Digital still camera NEC PICONA)

2001/05/16 16:36:04(UT)
Ls=162.37 CM=313.08
De= -1.31 Dia=16.87"
21cm F6 Newton(ASKO) POWER MATE 5X
NEC Picona 1/7sec. 10 frames composite



2001/05/16 18:07:08(UT)
Ls=162.40 CM=335.27
De= -1.31 Dia=16.88"
21cm F6 Newton(ASKO) POWER MATE 5X
NEC Picona 1/7sec. 8 frames composite


 ≪滋賀県甲賀郡 西谷輝昭≫

Noriyuki Ito (600mm Cassegrain, Digital Video SONY DCR-TRV20)
シーイングに恵まれず,満足な画像は得られませんでした。
南側(上)のヘラス大陸は4月のころのような明るさがなくなっています。
各10枚コンポジット
新潟県立自然科学館 60cm カセグレン式反射望遠鏡 OR-25mm拡大撮影
SONY デジタルビデオカメラ DCR-TRV20にて撮影
≪新潟県 伊藤紀幸≫

Koji Okuda (250mm Newton, BITRAN BT-01 Cooled CCD Camera)


:時々薄雲がかかり透明度が悪い。
:南極付近が時々茶色っぽく見える。
             ≪奥田耕司≫

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