火星 月惑星研究会 関西支部 (最新)

ALPO-Japan Latest
Mars Image 2001/05/21

伊藤紀幸

N.Ito


解説(安達) 前日の5月20日と大きな変化はないようです。伊藤氏の画像ではエリシウム(Elysium;215°,+20°)全体が明るく写っています。また、北極雲もはっきりととらえられています。伊藤氏の画像は雲が白っぽく分かりやすいのですが、この画像を見るかぎり、やはり、ヘラスのほうに淡い雲が覆っている様子がとらえられます。
Explanations M.Adachi
Erysium was bright by Ito's CCD images. And, Erysium was bright ,too. 


Noriyuki Ito (600mm Cassegrain, Digital Video SONY DCR-TRV20)
 透明度はいま一つだったが,観望会用の画像
(最接近する6月22日午後8時ごろの経度)に使うため撮影を行う。
南極フードは徐々に薄くなっているようで,北極側の雲の方がむしろ明るく感じた。
18日(UT)同様薄暗いヘラスの南側に光斑が確認できる。
01:30以降,薄雲がかったため南中ごろの撮影はできなかった。
 11枚コンポジット

新潟県立自然科学館 60cm カセグレン式反射望遠鏡 OR-25mm拡大撮影
SONY デジタルビデオカメラ DCR-TRV20にて撮影
≪新潟県 伊藤紀幸≫

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