火星 月惑星研究会 関西支部 (最新)

ALPO-Japan Latest
Mars Image 2001/06/09

伊藤紀幸,風本明,林 敏夫,Antonio Cidadao

N.Ito,A.Kazemoto,T.Hayashi,A.Cidadao


解説(安達)
 伊藤氏は、アルギレ(Argyre1;30°,-50°)の南方の南極冠の部分に光斑を観測されました。伊藤氏自身のコメントにあるように、先月にもこの光点はとらえられていました。フードが晴れた部分に南極冠が見えたのか、それとも、南極冠の張り出した部分が見えているのかは定かではありません。この様子は風本氏もとらえられています。
 北極地方の白雲は、前日の6月8日と比べてやや淡くなったようです。また、赤道付近に淡いベールがかかったような淡い雲に覆われていることも、前日と同じようです。また、伊藤氏の画像からはソリス(Solis lacus;90°、-25°)がブルーで写っており、軽いブルークリアリングの出ている様子が見て取れます。
Explanations M.Adachi
A bright spot on the SP region had been found last month by Ito. Today, Ito was find a bright spot on the same rocation.
This image was recorded by Kazemoto,too. But, it was not judgment which is SPC or SP hoods. NPR became faint seen from 8 June. Solis lacus was faint dark spot seen by blue image(by Niikawa).

Noriyuki Ito (600mm Cassegrain, Digital Video SONY DCR-TRV20)
「アルギュレ平原」の南に先月この経度で見られたようなような光斑が見られます。
南極冠に張り出した部分があるのでしょうか。
新潟ではこの後シーイングが悪化し,23時30分以降曇ってしまいました。
11枚コンポジット
新潟県立自然科学館 60cm カセグレン式反射望遠鏡 Or-25mm拡大撮影
SONY デジタルビデオカメラ DCR-TRV20画像にて撮影
≪新潟県 伊藤紀幸≫

Akira Kazemoto(203mm Newton, Digital still camera NEC PICONA)



シーイング  4/10
透明度が非常に悪く 
F=30 で撮影しました。
南極冠の輝きは弱く、
くすんで見えます。



 ≪京都府久世郡 風本明≫



Toshio Hayashi (350mm Schmidt-Cassegreain, Digital still camera Minolta DimageEX1500)


ここんところ、梅雨入りやらで天候が良く無くてホットしてました。
赤経軸のギヤ−が全く回らなくなって悩んでいたんですが、各地からの
アドバイスで、ようやく仮稼動出来る様に成りました。
9日は梅雨の中休みと言ったところで、京都も薄曇の中撮影してみまし
た。Or18を25mmに変えて光量確保した画像を送ります。

≪京都府 林 敏夫≫

Antonio Cidadao (280mm C11+ST-237 CCD camera)
 ≪アントニオ シダダオ ポルトガル≫
[Antonio Cidadao  Oeiras - Portugal ]


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