火星 月惑星研究会 関西支部 (最新)

ALPO-Japan Latest
Mars Image 2001/08/27

荒川 毅,池村俊彦

T.Arakawa,T.Ikemura


解説(安達)
 気流が悪く、細部が分かりません。しかしながら、アエリア(Aeria;320°、+10°)付近が広く明るくなっている様子がとらえられています。南極冠はかろうじて分かります。また、北極地方は相変わらず白っぽい雲に覆われている様子が確認できます。
Explanations M.Adachi
It is bad seeing condition today. Aeria region was seen bright.
SPC was considarable obscuration.


Tsuyoshi Arakawa (300mm Newton, Digital still camera NEC PICONA)
seeing 2/10 透明度 7/10

写りが悪いですが、久しぶりに撮影
したので送ります。風が強く、鏡筒
がひどく揺れる状態での撮影でした。
この1週間で数回は撮影を試みまし
たが、ピントが合わないほどに気流
状態が悪く、今シーズンの火星とし
ては良像は撮れそうになくなってき
ました。
 ≪奈良県奈良市 荒川 毅≫


Toshihiko Ikemura (310mm Newton, Digital still camera NEC PICONA)

The weather forecast came off, and it cleared away.
Even if I peep into Mars with an eyepiece, no pattern was admitted.
Japanese
天気予報がはずれて、晴れました。
火星の方は、眼視では何も模様が認められませんでした。
 ≪愛知県名古屋市 池村俊彦≫

Makoto Adachi (Drawing: 310mm Newtonian)
 2001/08/27 09h35m(UT)
CM=355.3 DE=+2.8
Ls=222.0 Dia.=13.8
Seeing;3/10 Transp;4/5
 ヘレスポントスからメリディアニ付近がかろうじて薄暗く見られる。
北極地方の白雲の活動が目立っている。

From Hellespontus to Meridiani region was poor dark. The white clouds of NPR was prominent.
≪滋賀県 大津市 安達 誠≫


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